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種類:ビデオセレクター
ビデオセレクターです。
でも、ここに紹介するぐらいだから、ただのビデオセレクターじゃありません。オートビデオセレクターです。

まず、このセレクターの大きな特徴ですが、一般に、市販されている多くのビデオセレクターは、スイッチで機械的に信号を切り替えるだけですが、このビデオセレクターは、電子式スイッチです。そのため、安いセレクターを長く使っているときみたいに、接触不良がおきることは、ほとんどありません。

また、オートビデオセレクターですので、後から入力された信号に切り替わるなんて芸当もします。ようは、ビデオを録画中に、DVDを見たいとか思ったら、普通のセレクターはだと、セレクターをガチャガチャと回さないといけません。しかし、オートビデオセレクターだと、おもむろに、リモコンでDVDの電源を入れると、勝手に切り替わってくれます。

さらに、オートモードは、後から来た信号に切り替わるだけではなく、先に来た信号によって切り替わるモードに設定もできます。これですと、1台のビデオAに、2台のビデオB,Cをこの機械経由で接続していたときに、BからAにダビング中に、Cを入れたら、ダビングに失敗・・・って事がなくなり、大変便利。まぁ、どうしても切り替わって欲しくないのであれば、オート機能をオフにして手動での切り替えも可能。

また、この機種は、S信号からコンポジット信号、コンポジット信号からS信号の相互変換もしてくれるので、Sとコンポジットの混在した環境でも、柔軟に対応してくれます。

次に欠点です。まず、入力系統が4つしかないこと。まぁ、これが、欠点かどうかは人によりますが。
次に、4つの入力のうち、1つが、前面にあること。これも、人によっては欠点ではありません。
デザインも良くないですね。というか、見た目は良いのですが、機能性にかけます。具体的には、。ボタン類が、本体の上に着いている点です。本体の上にボタンがついているということは、他の機器などを重ねて置けないと言うことでう。まぁ、本当に重ねたら、放熱の問題が出てきますが、そこはそれ、ラックなどを使えば言い訳で・・・
最後の欠点は、入力端子のうち1つは、コンポジットしか対応していないこと。s端子だけでシステムを組みたいときには、ちと痛い。

というわけで、評価は○。やはり、多少値が張っても、これだけ機能がそれって居れば申し分ないでしょう。実際、動揺の機能を備えた機械は、もっと値段が張ることが往々にありますから。