マイコン社 XRGB-2

種類:アップスキャンコンバーター
アップスキャンコンバーターです。

アップスキャンコンバーターっていうのは、ビデオの信号をコンピューターの映像信号に変換する装置。ビデオよりも、コンピューターのモニター信号のほうが一般に周波数が高いため、アップスキャンと言われる所以である。ちなみに、コンピューターの映像信号をテレビの信号に変換する装置はダウンスキャンコンバーターっていいます。

んで、何でこんな装置が必要かというと、プロジェクターの映像変換があまりよろしくないからです。映像変換が下手なプロジェクターにビデオ信号を入力して表示すると、全体が、ぼやけるばかりか、インターレースラインが見えてしまいます。そこで、高性能のアップスキャンコンバーターの出番です。

この、XRB-2はこの価格帯でのアップスキャンコンバーターとしては、ぴか一の性能を持っており、ビデオの信号をかなりシャープな映像へと変換することができます。

また、映像補正も色合いやコントラスト、明るさなど基本的なものは抑えてあり、ガンマ補正などもすることができます。

今のところ、この機種の不満な点は、ありません。
しいていうなら、D2端子というか、プログレッシブに対応していない点です。というのも、この機種でも、まだ稀にノンインターレース化に失敗することがあり、気になることがあります。

ちなみに、先日この機種の後継にあたる、XRGB-2Plusがでたようですが、それほどめを見張る変更はないようです。大きなところで、D1端子対応、VGAより上の解像度に対応。(具体的にどれくらいかは知らない。けど、画質は良くないらしい。)電源が、電子式になったこと。ぐらいらしいです。

ということで、評価は、○。この価格帯での性能で買いです。lあ、そうそう、自宅にコンピューターがあって、ビデオもあるけど、テレビがないと言う人にもお勧め。コンピューターの画面にテレビを映せるので。(ちなみに、ビデオキャプチャーボードを使えば、パソコンでテレビは見れるが、コンピューターの電源が入っていると、騒音が耳障りだしね。)