先日ビデオカメラを買ってしまったわけですが、
正直、今のビデオカメラの立ち位置がよく分からない。

コンデジ、デジイチ(というか、レンズ交換式カメラ)で十分じゃね?
という気がしないでもないので、色々考えてみた。

そもそも、デジイチの場合は、大体、撮像素子が大きく、
画質は良くなるのだが、その分、レンズも大きくなる。
たとえば、35mmの撮像素子のカメラに35mmの焦点距離のレンズを付けた場合と
同じ見た目のレンズをと17.5mmの撮像素子に付けるとしたら、17.5mmの焦点距離のレンズとなる。

焦点距離が伸びれば伸びるほど、いわゆる倍率は上がるので、
撮像素子は小さい方が、倍率の面では有利。

また、写真のぼかし(被写体以外の背景などをぼかすテクニック)などは、
撮像素子が大きい方が顕著に出る。

なにより、こういった、レンズの効果について、
レンズ交換で対応できるのも魅力だし、
絞りの羽の枚数とか、様々なフィルタで特殊撮影が出来るのが、デジイチの魅力だ。

そういう意味で、デジイチは、様々な作品を作るのに適していると言える。
「作品」を作るためには、それなりの装備と技術が必要だ。
倍率を上げるためには大きな、値段の高いレンズが必要になるとかね。

ただ、それらを満たしているならば、映画の撮影にも使えるのがデジイチだ。
※実際にハリウッドなどで使われている。

一方のコンデジや、ホームビデオカメラは、撮像素子は小さいし、
レンズ交換だって、難しく、多くの機種でフィルタ交換すらできない。
こう言う点だけでも、デジイチは、ホームビデオカメラやコンデジと立ち位置が違うということが分かってくる。

じゃあ、特徴が似ている、ホームビデオカメラと、コンデジの違いってなんだろう?

というわけで、明日に続く