遠隔操作の容疑者曰く「C#は使えない」

また、遠隔操作事件ネタ。

高木ひろみちゅ先生によれば、容疑者は

②「自分はウイルス作成に使われた言語を使うことができない」

http://togetter.com/li/456852
と主張しているそうな。

Ω ΩΩΩ<ナ・ナンダッテー 確か、件の事件はC#で書かれていたワケだけど、 C#を容疑者が使えるという事の立証責任が警察に生じたわけだ。 なかなか面白い展開になってきた。 もっとも、C#を使えないことを証明するのは難しい(悪魔の証明)けど、 C#を使える証明は意外と簡単。 C/C++/Javaなど、C言語の流れを持った言語を知っていればC#は使える。 ただ、今回の騒動のプログラムがC#のDelegate機能とかを使っていたりすると、 CやC++の関数ポインター的な知識が必要で、 C#を専門に学習したり、CやC++をかなり熟知した人間じゃないといけないなど、 問題のプログラムの内容に応じて、合理的疑いを越えるための、証明をするハードルが変わる。 なんにせよ、どんどん面白くなってきた。 ここで、真犯人を名乗る人間が、 「マテ、それは誤認逮捕だ」 と、メールでも送ってきたらさらに面白いことになるけど、 さすがにそれは無いかなぁ・・・

自作PC保有者はITに精通しているらしい

遠隔操作事件の件で面白いニュースが:
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00240346.html

以下、本記事の作成に当たっての引用:

パソコンの遠隔操作事件で、逮捕された男の自宅から押収されたパソコンに自作のものが含まれていたことがわかり、
警視庁などは、IT技術に精通した男が、遠隔操作ウイルスも作成したとみて調べている。
<略>4台のパソコンを押収したが、このうちの2台は、自分で作ったものだったという。

引用終わり。

自作パソコンを使っている人は、IT技術に精通して、ウイルス作成とか出来るらしい。

じゃあ何か?自作PCを5台保有していて、
しかも、4台が現役稼働中の自分はスーパーハッカーなのだろうか?
そんなことは無いよね?

ぶっちゃけ、自作パソコンなんて、店の人に任せて部品を買えば、
プラモデルよりもずっと簡単だし。

基本的には
・電源(ギークじゃなければ普通は筐体とセットで買う)
・マザーボード
・CPU
・メモリー
・キーボード
・マウス
・HDD
・光学ドライブ
を繋がる端子に繋がるケーブルをホイホイ指していけば組み立ては終わる。
OSのインストールなんて、DISCを光学ドライブに入れて、シリアルキーを入れる部分以外は、
次へと進んでいくだけで終わる。

むしろ、真のギークは、自作パソコンなんかに時間をかけるぐらいならば、
DELLとかあたりのBTOで注文して、ソフトと戯れることに注力するはずだ。

これが、オライリーの本をほとんど揃えていて
読み終わった木琴代わりにしてPCから制御して遊んでいた(↓)とか言われれば、
ITに精通していると言われても納得するけど、
自作PCがあるだけでITに精通していると言われても・・・ねぇ。


※お台場の日本科学未来館で一時期展示されていたオライリー木琴

冤罪事件の教訓はどこ?

時間が無いなぁ・・・
でも、日記と化しているBlogは更新。

ここまで続けて、突然止めたりしたら、
生死を疑ってくれる友人は1人ぐらいは居るだろうし。

閑話休題で、昨今の遠隔操作ウイルス事件。
というか、遠隔操作というか、CSRFなわけだから、遠隔操作って言うのも違うな・・・
まぁ、冤罪誤認逮捕事件とでもいいますか。

で、前回、散々、誤認逮捕を実名報道していたマスコミは、
今回も盗撮をしたり、実名報道をしたりの、やりたい放題。

怖い世の中です・・・

遠隔操作ウイルスの容疑者逮捕らしい。

遠隔操作ウイルスの容疑者が捕まったらしい。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130210/crm13021010370007-n1.htm

これから犯人となるかどうかは裁判の行方次第ですが、

犯人「山頂に埋めた」

警察発表「見つからなかった。嘘に違いない」

犯人「そんなわけは無い、嘘つき呼ばわり良くない!もう一度今度は手近なところに置いた」

逮捕

この流れは、どう見ても、深追いのしすぎです。

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