3.切り出し1

2006/02/12

さて、先週に引き続き木製艦船模型のフルスクラッチを行っております。
先週は、設計書を引いただけで終わりでしたが、今週は実際に工作が始まります。

手始めに、必要そうな道具を買いに行きました。

今家にある道具が、

・ジグソー
・ドリル
・ノコギリ
・丸鋸
・レンチ/ドライバー類

といったところ。なので、

・糸鋸(電動。細かい切り出しに。6000円強で売ってたから即買い。)
・糸鋸(手動。も〜っと細かい切り出しに。)
・かんな
・ヤスリ
・万力

あと、その他材料などで
・9mmMDF材(後にこれでは駄目だと言うことが判明。後述。)
・5.5mmシナベニア
・接着剤
・カーボン紙(印刷した設計図を板に転記する)
も購入。

これらを、倉庫にあった古い机(小学生時代に使ってたヤツ)に取り付ければ

立派な作業台になる。


で、早速、作業に入る。

1,まずは、設計図を印刷する。
2,板に設計図を貼り付ける。
3,板と設計図の間にカーボン紙を挟む。
4,設計図の線を鉛筆でガリガリなぞる
5,なぞった部分を、ジグソーでばっさり切り出す。
6,そうするとこうなる。


7,これを、電動の糸鋸で、ガリガリ削り出す。

電動の糸鋸なんて、実に18年ぶりぐらいに使う。
最後に使ったのは、そう・・・小学校の図画工作の授業の時であるw


8,切り出したら、少しはみ出た部分を、丁寧に削りとる。



そうすると、

こうなる。


なのだが・・・既に大きな失敗を何度もしていたり。


失敗1:糸鋸の怪
なんか、この電動の糸鋸、歯が若干左の外に向いている。なので、真っ直ぐ切っているつもりがいつの間にか、左に曲がっていく・・・それのせいで、船底を1回切り損ねました。(写真は2枚目の船底)


失敗2:船首の失敗
この写真の船首は設計図では切り取る事になっている部分が残っている。これは、切り出している最中に、そのままだと組み合わせたときに問題が出ることに気がついたためです。と、ここまでは良かったのですが、その問題の部分を、即興で線を引いて切り出したら、見事に残すべき部分を切り取って、切り取る部分を残すと言うハプニングが発生。


失敗3:船体パーツ3
失敗2の問題をリカバリーするために、凄く綺麗に出来た船体パーツ3(写真で、船首パーツと糸鋸の間に転がっているヤツ)に手を加えることに。即興なので、当然切り出す幅を2mmもずれてしまったorz


失敗4:MDF材の罠
今回MDF材を買った理由は簡単で、10mm前後の木材がベニア以外にはMDF材しかなかったからです。しかし、MDF材は耐水性が悪いと言う問題点があるらしく、今回作っているのは船・・・・


つまり、今日切り出した部品はちっこい船尾パーツ以外は全部作り直しと言うことですorz


2006/2/15追記:
今回の教訓を生かして、きちんと図面を修正しました。


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