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プリンタの選び方〜その4(終わり)〜(※長文注意) |
さて、ちょっと間が空いたけど、続きだ。
今までの話を読んでいると、 「じゃあ、いったい何を基準にプリンタを選ぶべきか?」 と困惑すると思う。
実は答えは簡単で、実際にお店で印刷サンプルを見ればいい。
ものすごく簡単な答えで拍子抜けしたと思うけど、事実だからしょうがない。
解像度も、色数も一つの指標に過ぎないので、 総合的な能力は実際に見てみなければ分からない。
ただ、今までの部分を理解したならば、 どの部分を重点的に見ればいいかが朧気ながら分かったと思う。
というわけで、早速順番に見ていこう。
プリンタを選ぶときのポイント〜画質性能以外の機能〜 プリンタに求める物が「単なる紙への印刷」だけでなく、 メモリーカードから直接印刷とか、CD/DVDレーベル印刷とか、 スキャナなどの、複合機としてのプリンタを求めるのであれば、 まずは、そっちの機能の比較から始めよう。
これらを求める人は画質等から絞り込みを行うと、 選択肢が無くなる恐れがあるからね。
プリンタを選ぶときのポイント〜印刷サイズと保存性〜 つぎに、選択するポイントは印刷サイズと保存性だ。
もしA3印刷が必要ならA3印刷可能な物をえらぼう。 これにより、プリンタの選択肢がぐっと減ることになる。 ※むしろ、A3の場合には選択肢が少なすぎる。
一般的にはA4サイズのプリンタを探すことになるだろう。
そして、印刷した結果をどのようなシーンで使うかを考えよう。
主に、業務用の書類などを印刷する場合や、 お店なんかの店頭ポスターみたいに、 水や日光にさらされる可能性があるならば、 顔料系インクを選択するとよい。
一方で、特に顔料系・染料系でのこだわりがないならば、 特に選ばずに、画質を比較して考えればよい。
いよいよ、画質のチェック ここまでで、カタログだけでほぼ数台に絞り込めると思うが、 さらに、絞り込むためには実際にプリンタ売り場に行って印刷サンプルを見ることになる。
お店に出向けばいろいろな印刷サンプルがあるから、それらをよーく見比べよう。 大きな電気屋さんなどは、あらかじめ、 それぞれのプリンターで同じ物を印刷した物を用意してくれているので、 そういうので見比べるとなお良い。
まずは、プリンタ売り場で、印刷サンプルを見て、 明らかに色が偏っているプリンタがあれば、まずはそれを除外だ。
このとき重要なのは、他のプリンタの印刷サンプルと「比較しない」事だ。
他のプリンタと比較しないと分からないような色の違いは、 普段使っているときには気にならない。 しかし、比較しなくても気になる色の違いは、 普段使っていても必ず、気になるからだ。
粒状感がないか? 次に、画質のチェックのポイントは粒状感である。 グラデーションがかった印刷されている印字サンプルを見てみよう。
このとき、青空の雲などよりは、銀食器みたいに 明るい色から暗い色までがグラデーションで変化する物が良い。
解像度が低かったり、色数が少ないプリンタの場合には、 よーく見ると、黒っぽいつぶつぶが見えるはずだ。
なので、他のプリンタと比較して、 できるだけつぶつぶ感が少ないプリンタを選ぶのが鉄則だろう。 もちろん、つぶつぶ感が全くないプリンタはそれ相応の値段がするので、 自分の予算内で一番つぶつぶのないプリンタを選ぶと良い。
そして、もし、これで1台に絞り込めたら、それを買えばいい。
というのも、正直な話、 ここまで出てきた、明らかな色の違いと粒状感は、 気がつけば他のプリンターの結果と比較しなくても気になってしまう物だが、 比較しなければ分からないなら普段は気にならないと自分は思う。
総合的なチェック ここまで来てもなお、1台に絞り込めなければ、 他のプリンタの印字サンプルの間で色の比較をする。
このとき重要なのは、普段使う紙や印刷内容を意識して、比較することだ。
専用の光沢紙で、2つのプリンタ間で風景画を比較したら、 一方が鮮やかで綺麗に見えると思う。 でも、これが、安い普通紙で比べると、さっきまで見劣りしていたのが、逆転することも多い。
なので、自分がプリンタにどのような印刷を求めているか?を考えて、 それ相応の紙質同士での比較をすると良いだろう。
それでも決まらなければ、残った機種のどれを選んでも、 プリンタの画質としては、あなたの中での満足度は変わらないと思う。
なのであとは、付属機能や金額と言った物で差別化して目的の1台を選べばいいだろう。
以上、駆け足で、自分のプリンタ選びのポイントを書き並べてみた。 実際に自分が買ったプリンタや使用感のレポートなどはまた後日にでも〜
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19:55, Monday, Aug 24, 2009 ¦ 固定リンク
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