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最近、海外製の無線LAN機器が、アングラの世界では流行らしいが・・・ http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50946883.html http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50924788.html
これはひどい。
公式サイトの製品説明を読むと http://gsky-link.com/en/product_Details/?categoryId=18&productId=38&catTitle=High%20Power%20802.11b/g%20USB%20Adapter >High Output Power up to 500mW (27 dBm) 驚異の出力500mW!
これがどれぐらい驚異かというと、 同じ周波数帯の携帯電話が最大で200mWだったはずなのでとんでもない高出力です。
日本の電波法では、無線LANは10mW以下と定められています。 これ以上の出力を出すためには、 (車の運転免許と、車検みたいに、)利用者にも、機械にも免許が必要です。
もし、免許もなく使ったら、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金。 特に、重要な無線通信(救急とか)に妨害を与えたときは さらに重い刑罰が待っているので、興味本位で買わないよーに。 ※そういった違法局の取り締まりのために 毎年、自分ら正規の免許を持っている人は、 電波利用料を納めているし。
でも、ちょっと興味があったので、 一般の個人がギリギリできる範囲で、 この機器を正規の方法で、合法的に何とかして使うにはどうしたらいいか? ちょっと考えてみた。
1,まず、アマチュア無線の免許の取得。(たぶん一番簡単な4級でOK) 2,この機器の、全回路図・ブロックダイアグラムの作図(たぶん、2番目の難関) 3,ダミーロードを使っての出力テスト 4,2〜3の結果を基に、無線局の免許の申請 で、申請が承諾(たぶん、1番の難関)されれば、 2.4GHz帯は2Wまでアマチュア無線では利用可能だから、 晴れてこの機器が使えるかもしれないが、ハードル高いなぁ。
あと、アマチュア無線業務は暗号化通信が禁止なので、 WEPなど一切なしで使うことになるのか・・・
ちなみに、こんな面倒なことをしなくても、電力を押さえればいいんじゃね? と思う方がいるかもしれないので補足すると、 アンテナを利得の低いものにして空中線電力を減らしたとしても、 無線LANは技術適合証明の対象機器なので、 やっぱり利用には、機器の利用許諾を国にとらないといけないです・・・
追記: そういえば、アマチュア無線の通信の相手方はアマチュア無線じゃないといけないから、 仮に、使えたとしても、さらに利用できる範囲が狭まるなぁ・・・ |
01:30, Tuesday, Dec 08, 2009 ¦ 固定リンク
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