← |
2024年11月 |
→ |
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
|
|
|
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
|
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
|
ちょっと今日はまじめな話。
先日〜といっても、もう1ヶ月以上も前だが〜 兄のお店に来ていたお客さん(デザイナーさん)が、良いことを言っていた。 そこで、自分なりの解釈を書いてみる。
まず、そのデザイナーさんの言っていたことは 「我々はデザイナーです。クリエイターではありません。 デザイナーはお客様からのニーズを聞き出して具現化するのがお仕事です。 クリエイターはいわゆる芸術家で、自分のイメージを具現化するのが仕事です。 我々は、自分のイメージを作り出すことは出来ないので、 お客さんの持つイメージを引き出すのが非常に重要です。」 といった内容。 #ふらっと遊びにいって、そんな話になるとはおもわなんだ
まぁ、このことは物作りをしている人全般に言えることなので、 もう少し汎化すると、物作りをする職業は大きく分けて2つがある。 クリエイターか、クリエイター以外かだ。
クリエイターというのは、特定のお客を対象とせず、 大衆のニーズを察知して具現化する職業だ。 それがお客のニーズに適合すれば喜ばれるし、 多くのお客を獲得できれば大もうけが出来る。 その一方で、ウケなければ、ただの独りよがりとなる。
クリエイターではない職業は、 特定のお客からニーズをヒアリングし、 的確につかみ取り、具現化する人たちだ。 ニーズを正しく聞き出せることが出来れば、 お客の望む物が作られるわけだから確実に喜ばれる。 しかし、あくまでもそのお客のニーズを解決しただけなので、 不特定多数から、さらに大もうけにつなげることは難しい。
これらの仕事を(この意味でのクリエイターという言葉を)システム開発でたとえると、 独自パッケージソフトなどを開発している会社はクリエイターである。 市場のニーズを調査、察知し、独自の提案を世の中に行っていく。
一方、SIer等の特定のお客からの依頼を元に開発する会社はクリエイターではない。
クリエイターが凄いとか、クリエイターではないから凄くないとか、 そんなことはなく、どちらも、必要なスキルが異なり、 世の中には必要な仕事である。
ただ、根っこの部分では、同じ「作り出す技術」が必要である。 そのため、まずは、その基礎が必要である。 その上で、どちらも出来るようになれれば、己の武器になる。
また、「必要なスキルが異なる」という点を見逃してはいけない。 特に、特定のお客が居るときにクリエイターとして振る舞えば高確率で失敗をする。 これは、肝に銘じないといけない。
#一応「クリエイター」というのが、このデザイナーさんの意味する #クリエイターとして考えた場合の話、つまりバズワード的な物なので、 #「クリエイターというのは辞書では○○とあるから、意味が違う!」とい突っ込みはご遠慮ください。
|
01:12, Thursday, Aug 18, 2011 ¦ 固定リンク
¦ 携帯
■コメント
■コメントを書く
※コメントの受け付けは終了しました
|
|