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ホームシアターのセンタースピーカー不要論
年末に、ホームシアターのスピーカー調整をしたんだけど、その際に湧いた疑問。

「センタースピーカーって必要あるのか?」

まぁ、結論から言うと、ケースバイケースなんだけど、
その際の、試行錯誤と推論を以下。

センタースピーカーの意義


まず、センタースピーカーの意義とは、
大きな劇場で、中心以外に座っている人にも、
登場人物の台詞が正しい位置から聞こえるようにするために考案されたものです。

視聴者が右にずれると、
右のスピーカーの音が大きく、左は小さく聞こえ、
結果として、音の左右の定位は右にずれます。

これを、解消するためのものがセンタースピーカーです。

センタースピーカー不要論とは


なので、そもそも論としてセンタースピーカーは、
画面中央で視聴する分には不要・・・のはずです。

また、大画面のテレビなどの場合、
左右のスピーカーはテレビの左右にありますが、
センタースピーカーは、左右のスピーカーと異なる高さの、
画面の上部または、下部にあります。

そのため、「左から右に移動する車」などの音が
────→
このように移動せずに
 ̄\_/ ̄
このように、一端、下などに移動してしまいます。


ではこのように、音が上下に移動しないように、
スクリーンの後ろにスピーカーを設置したらどうか?
しかし、この場合、スクリーンでスピーカーが遮蔽されているため、
籠もった音になってしまいます。

映画館などではこの問題に対応するために、
微細な穴の空いた特殊なスクリーン(サウンドスクリーン)を用いています。

ホームシアターでサウンドスクリーンを購入するのは、
いささか、値段も厳しい上、大型の液晶やプラズマテレビの場合には、
画面に穴があけるわけにも行かないので、
どうしようもありません。

そういう点からも、センタースピーカーは設置は難しく、
また、視聴者が中央にいる限り無くても問題ない。

というのが、センタースピーカー不要論です。

センタースピーカー不要論にも穴がある


確かに、このような考えをすれば、
センタースピーカーは、下手に付けるよりは、無い方がマシ。
という結論になりますが、本当にそうでしょうか?

実は、この理論にはいくつかの見落としている点があります。
その最たる問題点の一つとして、一般家庭の場合、
必ずしも左右が対称な部屋にホームシアターを設置できるとは限らない点です。

本格的にホームシアターを構築するならば、
そのような、左右対称な部屋を用意するべきですが、
たいていの場合は、リビングなどの生活空間に設置しているはずです。

すると、そもそも、
リビングダイニングキッチンで部屋の形がいびつであるとか、
本棚が片方の壁にあるとか、様々な理由で、左右が対称ではないはずです。

すると、左右で音の共鳴のしかたが変ってきます。

こうなると、左右の定位がまた、曖昧な物になります。

具体的には、自分のホームシアターで、
センタースピーカーを外したときに生じた現象。
「テストトーンでは中央に定位しても、音域によって定位が左右にずれる」
といった現象が生じる場合もあります。

結論

以上の推論、および、実地をした結果。
結論としては、「ケースバイケースで設置」が正しいようです。

よく分からない人向けに説明すると、
まず、センタースピーカーを無しで設置します。
このとき、音の定位が、音域によって左右にぶれる現象や、
変に、中央にあるはずの定位がぼやける様に聞こえるか確認します。

もし、そのように聞こえる場合には、よい耳をお持ちか、
十分に広い部屋と大きなテレビをお持ちか、
定位が明瞭なよいサラウンドシステムをお持ちとお見受けします。

この場合は、センタースピーカは必要ですので、
マニュアルに従ってセンタースピーカー有りで、
スピーカーを設置します。
※ちゃんと、リスニングポイントに向けて仰角を付けるのを忘れないこと。

しかし、今度は上下に定位がぶれてしまう現象に気がついたら、
どうしようもありません。

サウンドスクリーンを導入するか、
奥の手として画面の上下にスピーカーを設置して、
擬似的に、画面中央に定位するようにするしかないかもしれないです。

なお、ここで書いているのは大画面の場合です。
35インチ前後以下ならばよほど耳がよくない限り、
センターがあろうが無かろうが大差はないかと。

以上、センタースピーカー不要論の自分なりの考察。
00:50, Sunday, Jan 02, 2011 ¦ 固定リンク ¦ 携帯


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