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・ハイパースレッド技術 IntelPentium4に搭載された、見かけ上CPUが2つになる技術。
1つのコアを2つのスレッドが奪い合うという視点で考えると、一見遅くなるように見えてしまうもの。 一方で、見かけ上はDualCPUなので、早くなるようにも見えるもの。
んじゃあ、どういう仕組みなんだという話をしてみる。
普通、CPUはいろんな機能で成り立っている。演算装置だけでも、整数演算装置や、浮動小数点演算装置で成り立っている。整数演算装置も細かく見れば、加減算装置と除算装置、除算装置などで成り立っているけど、そこまで話すと大変なので割愛。
で、大ざっぱに、整数演算装置や、浮動小数点演算装置があったとして、同時に1つの命令しか実行できないのであれば、整数演算をしているときには、浮動小数点演算装置は使ってないわけ。
んじゃあ、空いている浮動小数点演算装置で、整数演算の裏で浮動小数点演算を同時に実行したら、CPUの動作速度というか、動作効率は上がるんでないの?という考えの基に出来たのがHT技術。
まぁ、空いている装置を使って、全体の速度向上をする技術はPentium時代からあるんだけど、それは局所的な部分での話。HTはそもそも2つのCPUに見せかけて、空いている装置の使用率をさらに上げてしまおうって話なんだな、これが。
実際のところどうなのかというと、DualCPUほど早くならないけど、HTじゃないよりは多少早く動く可能性が高い。可能性が高いだけで、逆に遅くなる場合もある。 遅くなる場合は、HT特有の問題だったりして、後期のHT技術は回避策を設けられたけど、回避策を使うようにプログラムを書かないといけないという感じで、根本的な解決には至らず。
そして時代は、DualCore時代に突入したのでした・・・ #今日の記事はまともだ・・・ --- CoreDuo2GHz(サブマシン)と、Pentium4HT3GHz(メインマシン)のベンチを比較したら、前者の方が圧倒的に早いでやんのorz |
00:24, Wednesday, Jun 14, 2006 ¦ 固定リンク
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