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開発をしていると必ず必要になるのがテストデータだ。
でも、このテストデータというのが難しい。 本物っぽいデータである必要があるけど、 本物と区別の付くデータじゃないと、 納品時に、本物のデータが入っているのか、 テストデータが入っているのかが分からなくなる。
しかし、某テレビ局がやらかしたようなデータは絶対に使わない。 その理由は明らかだろう。
自分の場合は、テストデータは本番データと違うことがわかりやすく、 かつ、万が一にも流出したりしても問題が最小限になる様に、 データ構築することを心がけている。
たとえば名前。 名前自体に重要な意味がなければ、 安易に「テスト1」さんなどの名前を使ったり 「【テスト】山田太郎」等明らかにテストと分かる名前を使う。
でも、しっかりとしたテストが必要な場合の方がほとんどでその場合には、 「名無之権兵衛」「阿井植男」「加木久華子」など、居そうで居ない人名や、 「銅鑼右衛門」「高町ヴィヴィオ」といった、架空の人物、 「夏目漱石」「川端康成」等の歴史上の有名人など、 一見テストデータに見えないけど注意深く見ればテストデータに見えるデータを使う。
また特に「高町ヴィヴィオ」さんなどの名前は重要だ。 「ヴ」というあまり使わない文字を含んでいるというのもあるけれど、 「高」を「ハシゴ高」にすると、典型的な文字化けバグの検出に使える。 ※「ハシゴ高」には2つの文字コードが存在している問題。
その他、一括データインポートのテストなどでよく使うために、 日本の文豪名の一覧ファイルを常備するなど、 テストデータといえど、名前だけでも、こういう備えをしている。
メールアドレスだって ・会社ドメインのメール ・自分のメール ・example.jp等のテスト用に使えることが保証されているドメインのメール これら以外を使うことはない。 間違えて、第三者にメールが届いてからでは遅いのだ。
もちろん、「自分のメール」は必要に迫られた場合に使う最終手段であり、 他の2つで足りないとか、テストが正常に出来ない場合に使うのみである。
また、最後の、example.jpやexample.comを知らないで、 hoge.jp等、実在するドメインを使うのは愚の骨頂である。
テスト用のダミーデータにしても、 こういった数々の気を遣うものである。
なので、冗談のつもりでも、あのテレビ局のミスはあり得ない。
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00:19, Saturday, Aug 06, 2011 ¦ 固定リンク
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