長崎駅に着いたのは19:30。
あたりはとっぷりと日が暮れています。
駅構内には御朱印船のハリボテとかが置いてあったけど、
さすがに、この大荷物を持って、三大夜景の一つ、稲佐山(いなさやま)の展望台には行けないし、
チェックインの時間もずらしてないので、仕方なくホテルに進みます。
ところで、今回、九州では2泊の宿の手配はカード会社に任せてみました。
手数料がかかるけど、一度、カード会社のコンシェルジェサービスを使ってみたかったので。
しかし、そこは庶民。コンシェルジェサービスに頼みつつも、安い宿で評判の良い宿をお願いしてみました。
頼み方としては
- 長崎と博多のそれぞれ1泊分を合計2万円以下
- 独り旅で夜に現地入りして翌日に周辺を観光
- どちらか一方は安くても良いですが、一方はその分、自分へのご褒美な気分になれる感じで
といった、頼み方をしたところ
「博多は高めのホテル。長崎は安めのホテル。どちらも、評判が良いですよ」
とのことで、辿り着いた長崎は、リッチモンドホテルでした。
内装は綺麗だし、ベッドも大きい。
アメニティは一見普通ですが、ひげそりがちゃんと剃れるものが用意されているのはポイントが高いです。
ホテルの使い捨てのひげそりは、自分は大抵、ひげそり負けするけど、こちらは、綺麗に剃れました。
また、旅程等を伝えておいたおかげで、ランドリーも使えるし、
何より、翌日の行動のしやすい立地というのもポイントが高かったです。
1泊目は頼んだ甲斐がありました。
稲佐山の展望台は20時までしかロープウェイが動いてないらしく、そこからの夜景は諦めて、腹ごしらえかな?
と言うことで、ネットで検索。
すぐ近くに芸能人御用達のちゃんぽん屋があるらしい。
ついでに、稲佐山以外に夜景が良い場所が無いかを検索したところ、
鍋冠山(なべかんむりやま)等が良いという情報も(σ・∀・)σゲッツ!!
早速、ホテルすぐそばの、思案橋ラーメンに行ってちゃんぽんを注文
見た目は、ちゃんぽん。でも一口食べて・・・
ちゃん・・・ぽん?
どちらかと言えば、二郎とか、そっち系が好きな人は好きだろうけど、自分の想像しているちゃんぽんとは違う。
本日2回目の
(´・ω・`)コレジャナイ・・・
味はともかくおなかは膨れたので、鍋冠山に向かうべく通りに出て適当にタクシーをつかまえます。
運転手さん「どちらまで?」
おいら「鍋冠山まで。夜景が綺麗らしいので。」
運転手さん「夜景なら稲佐山の方がいいですよ。」
おいら「ロープウェイの時間に間に合わないので諦めました」
運転手さん「なら、片道でメーター止めますので、稲佐山の展望台との往復の観光案内しますよ?」
おいら「(゚д゚)!・・・え?良いんですか?」
何という渡りに船。個人タクシーを拾ったのが幸運でした。
道中、まとまった休みが取れたので独り旅をしている事や、今後の旅程などの話をしつつ、展望台に到着。
運転手さん「じゃあ、お客さん、行きましょう!」
おいら「え?( ゚д゚)ポカーン」
運転手さん「展望台を案内しますよ!」
展望台での夜景をバックに記念撮影とか、翌日行く予定だったグラバー園がどのあたりにあるとかの解説とか、至れり尽くせり。
ちょっとガスがかかっていたけど、夜景は、さすがですね。
運ちゃんも、あのくらい部分は墓地があって云々と、横で解説してくれています。
正直、ちょっとうざくなってきては居ます(お
そして、無事夜景を撮ったあとは、ホテルに戻・・・してくれません。
運転手さん「ちょっと遠回りになりますけど車から見れる場所を案内しますね」
おいら「( ゚д゚)え?」
その後、眼鏡橋とか、聖寿山 崇福寺とかを外から見つつ、ホテルまで戻ります。
さすがに至れり尽くせりだったので、5000円札を出して、おつりはチップとして受け取って貰いました。
いや、多分、これが、この運ちゃんの戦略なんだろうな。
ホテルに戻って選択などをしたら2夜目が更けていきます・・・
つづく