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7月27日。三宅島最終日。 ちょっと日が空いたので、一気に最後まで行きます。
ちなみに、まとめはこちら: 三宅島旅行2010 その1 三宅島旅行2010 その2 三宅島旅行2010 その3 三宅島旅行2010 その4 三宅島旅行2010 その5 三宅島旅行2010 その6 三宅島旅行2010 その7 三宅島旅行2010 その8
朝起きたら、天気こそ曇りだったけど、 空気がものすごく澄んでいるYO!
というわけで、ホテルの前から三本岳を激写。
12倍望遠でも激写。
これが、どれぐらい空気が澄んでいるのかというと、 前日にめがね岩付近で撮影したのがこちら。
雲泥の差です。
この三本岳、正式には大野原島は、ちょっとした逸話がある。 実は朝鮮戦争時に、米軍の爆撃訓練のためにこの縞を目標にする計画があったそうな。 その際に前回の記事で話題にしたジャック・モイヤー博士がここにしか生息しない生物が居ることを、 トルーマン大統領の側近に訴え、爆撃訓練の阻止をしたんだ。
その後、ジャック・モイヤー博士は、一度帰国をしているけど、すぐに戻って三宅島に永住したんだね。 よく、博士の姿は三宅島で見かけたなぁ。 直接の面識はないので、お土産物屋さんで、 自著にサインしていたりしたのを見かけた程度だけど。
ともあれ、三宅島の島民には非常になじみの深い島が、この三本岳です。
閑話休題。
で、この日、最初にしたことは釣り。 三池港に出向いて、みんなで魚釣りです。
釣果はこんな。
・・・・ごめん、嘘つきました。 朝、起きれなくて、8時ぐらいに釣り始めたため、ほとんど坊主です。 大きい方の魚はもらい物。 小さい方は、↓こんなに水が透明なので、狙い澄まして引っかけ釣りです。
それにしても、空気が澄んでいる! 自分は釣りそっちのけで、写真を撮っていました。
隣の、御蔵島もくっきり。
そして、釣りが終わったら、 親戚の取り計らいで、 半ば諦めていた祖父母のもう一つの家に 行くことが出来るようになりました!
さっそく、三宅島の三池地区でもっとも美しい眺めと、 自分が思い込んでいる懐かしの地です!
奥に御蔵島
その右下に三宅島空港
その左に三池港桟橋
中央に三池浜
その右が三池地区
・・・良い眺めです。
浜が黒いのは、溶岩が砕けた砂が砂浜を造っているため。 ちなみに、この砂浜では、輝石の結晶も宝探し気分でたくさん拾えます。
ただ、やはり、残念なのは、道路と浜の間の防砂林が無くなっていること。
というのも、依然として、火山性ガスが噴出しているため、 木々は軒並み枯れてしまっています。
この場所に至たる↓この道も、森の中にあったなんて信じられます?
森が、そんななので、建物もぼろぼろです。
昔はここで、ジュースを飲むのが帰省したときの日課だったのに、見る影もありません。
しんみりとしたところで、三宅島旅行記はそろそろ終わりです。
来たときと同じ、かめりあ丸に乗り、
前時代的な見送りをしている人たちを激写しつつ三宅島を離れました。
夕方、東京湾に入った頃に日の入り。
そして、月が出て、
21時頃に東京港に入港して、今回の旅の終了です。
以上、三宅島旅行を予定している人は、参考にしてくれれば。
ではまた。
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00:00, Tuesday, Sep 28, 2010 ¦ 固定リンク
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