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というわけで三日目。退院の日ですな。
とはいえ、前夜は、周りがうるさいし、口は痛いし、ベッドが硬くておしりも痛いし、周りがうるさいし(大事なことなのでry)、で明け方にちょっと寝れたぐらいですかね。
三本の抜歯なので、ハムスターのような顔をしながらも、元気そのもの。
朝食は、刻み食とお粥が出たので、ささっと流し込んで退院の準備。
程なくして、退院の許可が出て、会計して退院となりました。
これだけの抜歯なので、当然のように発熱したものの、2日もすればどこ吹く風。
意外と痛みも酷くないので、結構あのお医者さんは名医なのかもしれない。
後日、抜糸もスムーズに。
ただ、未だ(術後2ヶ月)、歯茎が十分に盛り上がっておらず、歯が染みるため、歯科に通院中だったりはします。
※俗に言うドライソケットではなく、この規模の抜歯だとしょうが無い後遺症。
そんな感じで、大変な思いをしたけれど、抜糸は無事終了しました。
抜歯で黒字!?
というわけで、皆さんが気になって居るであろう、抜歯にかかる費用です。
まず、入院での一式の料金は、事前に「限度額適用認定証」を健保会社から取り寄せて提出していましたが、そこまでかからず7万弱で済んでいます。
まぁ、事前検査とか、診断書は別途かかっているのですが、トータルで10万は行ってないかと。
そして、生命保険。
生命保険は、自分で何の申請をするかを、申請書に書かなければならない書式でした。
その上で、入院給付金はともかく、手術給付金は定款によれば「抜歯術に伴うもの」はすべからく支給対象外。
Oh…と思いながらも、保険会社にTELして診断書の内容を読み上げてみたら「支給対象かもしれないので、手術給付金の申請もとりあえず提出してください」とのことで、申請書を提出しました。
結果、入院給付金と手術給付金、合わせて12万円戻ってきました( =①ω①=)
なんと、手術代以上に保険金!どうやら、以下のおかげで、給付対象外にならなかった模様:
保険の約款のあちこちに「抜歯に伴うものを除く」と書いてあるので、手術給付金は諦めているけど「従たる手術:顎骨腫瘍摘出術」とか「病理検査」とかの、診療明細書の記述が気になるお年頃。
— NiSi (@nisi_kerokero) 2015, 6月 28
術前に「脂肪かなにかだけど、抜歯の邪魔だったら取っておくね。」的な説明を受けたコイツか!
というわけで、抜歯では生命保険もたいしたことが無くて、赤字になるというネットの噂とは裏腹に、自分の場合にはなんと+5万程度の黒字になりました。やったね。
※とはいえ、事前検査や、事後の経過観察、入院のための小物類の購入などの出費を考えればトントン?
・・・で話が終わりに見えたのですが、先日、会社の事務から給付金のお知らせを受け取る。自分「・・・へ?」
いや、限度額適用は結局関係なかったし、何の給付金だろう???
と言うことで、調べてみたら、自分の会社の入っている健保組合って「付加給付制度」があった。
これは、1ヶ月の医療費が一定額(ウチの健保は2万)を超えた場合、その超えた部分を健保で支払ってくれる制度。
言い換えれば「月額の医療費の上限を2万円にする制度」です。
そのため、結果として
・医療費の自己負担額:2万円
・生命保険の給付金:12万円
なので、10万円の黒字に。mjd?
というわけで、赤字のつもりの、2泊3日の三食昼寝付き入院+全身麻酔という大ごとになった抜歯ですが、蓋を開けてみたら、大黒字にて終わりました。
入院となると、生命保険ばかりに目が行きますが、健保もなかなかやるじゃん♪って気分です。
以上は、人によって保険の契約はまちまちですが、自分の場合の例はこうなったという参考にどうぞ。