というわけで、WG-7を買いましたので、買って1週間で感じた辛口レビューをしていきます。
予め、仕様書やマニュアルをくまなく見ていれば問題無いと言うことではありますが、逆に言うと、詳しく見ないと見落とす部分とも言えるので、今後買う人の注意点として。
動画撮影時のフォーカスが固定
買い替え元として使っていたTG-850では、フォーカスが追従していたので盲点でした。
WG-7では(マニュアルでは出来ないと書いてあるものの)動画撮影時にズームは出来ますが、ズームをしてもフォーカスがずれるので、実質的にズームは使えません。
後日試したら、ズームが動かなかった謎。
AUTOモードのフラッシュがコントロールできない。
AUTOモードに設定して、フラッシュを強制発光にしたとしても、
カメラがフラッシュ不要と判断するとフラッシュが炊かれません。
例えば、夜景ポートレートを撮るときに、強制発光して背景も人物も写そうとしても、カメラによって夜景と判断されてフラッシュが炊かれません。
また、逆光でも同様で、光量が十分にあると判断されてフラッシュが炊かれません。
正直、バグなんじゃ無いかと思えます。だったら最初から、AUTOモードでフラッシュメニューを使えなくすれば良いのに・・・
結局、フラッシュを自分でコントロールしたければ、Pモードを使う必要が有ります。
電源が不用意に入る
カメラをポーチから取り出すとき、うっかり、カメラの再生ボタンを押すと、電源が入ります。
まぁ、うっかり押さなければいいわけではありますが。
フラッシュの充電が遅い
フラッシュを一度炊くと、再充電までに数秒を要します。
また、電源入れてから、フラッシュ撮影できるまで、数秒かかると言うことでもあります。不便。
起動が遅い
思ったより起動が遅いです。TG-850に比べて、2~4秒遅い印象。
シャッターチャンスを逃します。
もちろん、水中撮影や、顕微鏡モードなどは、申し分ないのですが、いかんせん、基本機能での粗が目立つ感じがします。
逆に言うと、TG-850が名機過ぎたという事でもあるのですが。
もう少し、RICOHには頑張って欲しい。