どうも、反射型天体望遠鏡の光軸調整がうまくいかない気がする。

というか、何度やっても、斜鏡の位置がずれているとしか思えない。
そこで、斜鏡の中心に印を付けて、光軸調整をすることに。

そこで問題になるのは、斜鏡の中心がどこか?ということである。

斜鏡は楕円をした平面鏡だけど、鏡筒に対して斜め45度に傾いて設置している。

そのため、単に楕円の中心とすると若干のずれが生じる。

なので、とりあえず、MS-Visioで作図してみた。


主鏡からの光は、主鏡のどの位置からも焦点距離の位置で焦点が合うと仮定して、
主鏡~焦点の線を引いた。
※精密球面だとそうだけど、放物面だと微妙に違う気がしないでもない。

その上で、SE200Nの斜鏡は、取り外すのが面倒なので、
ネットで調べた72mmという数値を信じて、
上記の光路に綺麗に収まる位置に斜め45度で設置してみる。

すると、中心軸は楕円の中心から3.6mmずれた位置であることが分かった。

作図したら、計算式が立てられそうだったので、せっかくなので計算をしてみたら

というわけで、端から39.61814[mm]、中心から3.61814[mm]と計算結果も出たので、
週末、また光軸調整をがんばってみるかね・・・