連休は映画の日!
前回の連休は、強行軍で三宅島に行ったので、久しぶりの映画です。

やっぱり、今話題の、レ・ミゼラブル・・・ではなく、のぼうの城。

前回の連休で見るつもりだった作品が、そろそろ終わりなので、
レ・ミゼラブルではなく、のぼうの城になった次第。

物語としては、今から400年前の史実に基づいた物語。

以下、物語の冒頭の解説と感想。
※物語冒頭部分のネタバレ(というか、史実だけど)を含みます。

時は1590年。
関東平定に乗り出した豊臣秀吉は北条方の小田原城に攻め入った。

その、裏で、武勲をあまり上げていない秀吉の部下、石田三成に、
手柄を立てさせてあげようと、
比較的攻略が容易な北条の支城、館林城忍城攻略を命じるのであった。

数と金にものを言わせた、石田三成率いる軍に館林城は戦をせずに開城(降伏)。

忍城も、小田原城をサポートしに行った城主・成田氏長から、
城に残った城代・成田氏親に、戦って勝てる相手ではないので、すぐに開城するようにと命令されていたのだが・・・

石田三成軍の、開戦を伝える使者の振る舞いに、
うっかり、開城せずに、徹底抗戦すると伝えてしまうことに。

結果、正規軍500名しかいない成田長親率いる忍城軍は、
石田三成の豊臣軍、2万余名から、フルボッコされる・・・はずだったのだが。

という物語。

もちろん、物語なので史実とは細かい内容が違うけど、その辺はあまり気にしてはいけない。

で、感想は、痛快で面白い。
前半は、若干退屈だけど、物語のバックグラウンドとか、
その辺を抑えておかなくては後半のおもしろさが無くなるので、
仕方がないかなと思うけど、もうちょっと前半が飽きが来なければ良かった。

あと、成田長親が石田堤の前で、バカをやっているシーンも、
重要だけど、ちょっと間延び。

とはいえ、あの時代の歴史の中でも特に面白い史実を元にしているだけあって、
物語の骨はよく出来ていて面白かったです。

評価:★★★★☆(ほしよっつ)