連休は映画三昧。といっても、映画館では無くホームシアターでレンタルDVDの鑑賞です。
正月休みは若干長かったので、虹色ほたるの他に「ももへの手紙も見ました。
ストーリーは
主人公宮浦ももは、事故で父親を亡くしてしまう。
父親との死別で、母子で生活するのは大変なため、
親戚を頼って、瀬戸内海の小さな島の港町「汐島」に引っ越しをすることとなった。
引っ越し先ではももは、近所の子供ともなじめずに手紙を見る。
それは、些細な行き違いで喧嘩をしたままだった父親が、
亡くなる直前に書いた「ももへ」だけが書かれた手紙だった。
父親は、いったい何を書こうとしたのだろうか?
その一方で、転居先の屋根裏部屋では、奇妙な妖怪達が
出没しももへのちょっかいを出すのであった。
といった内容。
以下、微ネタバレ有りの感想
上のストーリー紹介を見ても、いまいちまとめづらい事が分かると思うけど、
ホントその通りで、前半は
・ももが、地元の子供達の遊びの輪には入れない
・妖怪が出没してももが迷惑を蒙る
という話が平行して進んでいき、手紙の話はたまに思い出したかのように出てくる。
そんな、手紙の存在意義がいまいち分からない展開。重要なのにね。
最後には分かるんだけど、
個人的には、前半は、妖怪達の目的はももは分からないけど、
視聴者は分かるといった話の展開の方が面白かったんじゃ無いかとちょっと思った。
同じ、父親死別+妖怪話として、
虹色ほたると、どっちをもう一度見たいかと言われたら虹色ほたるかなぁ。
蛇足と絵柄の問題はあれどあっちの方が前半からそれなりに楽しめる展開だったし。
と、辛口の感想です。
あ、良かった点としては5.1chの音響が
ちゃんと「左後ろ」とか効果的に使われていたこと。
これはかなり好印象でした。
結構、メインの音は常に前面で再生されて、
サラウンドは雨音とかにしか使われないという作品が少なくないので、
今回の音響には感心しました。
あと、感想としては、やっぱり瀬戸内海の島々は、妖怪とか神様とか物の怪が似合うなぁと(笑)