この業界に居ない人からたまに質問を受けるのが
「サーバーって何?」
という質問。

全く、何も知識がない人や、あまり深く考えない人(失礼!)には、
「凄いコンピューターと思えばいいよ」
で済むことが多い。

もう少し、突っ込んだ質問だと
「凄いコンピューターってイメージだけどあれは何をしているの?」
と聞いてくる人が少なからず居る。

この場合には、
「サービスを提供する装置のことだよ。」
という結論を言った上で、その人がサーバーという言葉を聞いた場所などを聞いて、
そのサーバーが具体的に何をしているかという説明をする。

面倒なのは、個々のサーバーの動きではなく
「サーバーとは何か?」という本質的な質問をしてくる人だ。

いや、面倒だけど、そういう向学心は嫌いじゃない。

そういうときには、サーバーというのは何かを提供するモノという『概念』であることを、
きちんと教えることになる。

ちなみに、最近よく使う説明がこれ:
「たとえば、コーヒーメーカーってコーヒーを作ったら、
 保温状態でおいておいて、いつでも、コーヒーが飲める状態だよね。
 コーヒーメーカーの視点で言うと、コーヒーを作って、人間が好きなときにコーヒーを提供するわけだ。
 コーヒーメーカーは、そんな装置だから『コーヒーサーバー』とも言われるわけだ。
 そうやって、何かを提供するモノをサーバーって言うんだよ」