来る5月21日は金環日食の日です。

数年前の皆既日食は、あまりテンションは上がりませんでしたが、
その理由が、この今年の5月21日の日食です。

今年の日食は、金環日食の中心線が日本列島の南岸を貫きます。
東京も、ほぼ中心に位置して絶好の金環日食コンディションになるでしょう。
※中心線が千葉の鹿島から九州の南端
※東京だと、ビックサイトとかが、丁度中心になる?

ちなみに、今回を逃すと、日本で見れる金環食は、
2030年6月1日の北海道とか、2041年10月25日の静岡(御前崎)から福井(越前)です。
※参考までに、皆既食は2035年9月2日で、茨城から能登半島にかけてが食の中心。

というわけで、5月になって慌てないように、準備を開始しました。

まず、天体望遠鏡は、自分の持っている天体望遠鏡は2つ。
1つは反射式だけど、反射式望遠鏡は、
そもそも太陽観察には致命的に向いていないので、今回はこいつの出番はなし。
もう一つは屈折式のいわゆるトイグレードのヤツ。
一応こっちは、小学校時代以来の物なので、押し入れを漁ったらサングラス(※)を見つけた。
近いうちにチェックをしておこうかと。
※サングラスといっても、メガネではなく、望遠鏡用の太陽観察フィルタのこと。
※月観察用の、ムーングラスという物もある。

あと、一眼デビューを数年前に果たした自分としては、
カメラ用の減光フィルタを今回導入することにした。

で、買ったのはこれ:

マルミ光機の、DHG ND-100000
公式:http://www.marumi-filter.co.jp/shootingsun/

今回は、タムロンの70-300なレンズに装着する予定なので、
77ミリの物を買いました。

もちろん、アップステップリング必須なので、こちらも同時に購入。

というわけで、早速開封。

値段が1万円前後と、ちょっと値は張りますが、
中には、今回の日食の撮影ガイドまで入っていて、
レンズのF値と、食の割合(95%なら~)から、おおよそのシャッター速度の参考値とか。
至れり尽くせりです。

というわけで、装着。

真っ黒(笑
さすが、10万分の一の減光。

普通のレンズ保護フィルタを装着したのがこんな感じ↓なので、
その違いは明らかですね。

とりあえず、赤道儀を使った方が良いのか、三脚で事が足りるのか、
色々と、5月まで、太陽黒点の撮影で練習してみようかと。

ちなみに、これを買ったお店の店員さん曰く、
入荷自体、厳しくなってきているので、お早めにと言うことでした。

また、このフィルターは77mmと58mmの2つあります。

77mmと58mm以外のレンズに装着する場合には、ステップアップリングをお忘れ無く。

62mmのレンズに77mmの減光フィルタを付けるならこれ:

55mmのレンズに58mmの減光フィルタを付けるならこれ: