一昨日の記事で、遅いと書いた後、
ふと思い立って、ドライバの削除をしてみた。

Windowsは、一度読み込んだドライバは、その機器が外されても覚えている。
特に、USBの場合には、挿したポート毎にドライバが読まれているからタチが悪い。

しかし、このようなドライバは、通常の方法では、
デバイスマネージャーでは表示されないので、普通は削除のしようがないけど、
環境変数「devmgr_show_nonpresent_devices」に1がセットされている状態で、
デバイスマネージャーを起動すれば、表示することが出来る。

まずは、スタートメニューで「cmd.exe」を探して、右クリック→管理者で実行する。
※XPなら、名前を付けて実行で、「cmd.exe」を入れて[OK]

コマンドプロンプトが現れるのでおもむろに
set devmgr_show_nonpresent_devices=1
start devmgmt.msc

の2つのコマンドを入力する。

前者が環境変数の設定。後者がデバイスマネージャーの起動だ。

そうすれば、デバイスマネージャーの
「表示」メニューに「非表示のデバイスの表示」というメニューが出てくるので、クリックすれば、
使ってない機器のドライバが表示される。

これで、要らないものを、選んで[del]キーを押して削除できる。
もっとも、今使ってないからといって不要というわけではないので、
1つ1つ判断しながら削除しないといけないし、間違って削除すると、
最悪、データが吹っ飛ぶので素人にはお勧めしない。
※もっとも、これでデータが吹っ飛ぶ構成のPCを使っている人は素人ではないと思うが。

安心して消せるのは
・USBのルートハブ
・HID(ヒューマンインターフェースドライバ。マウスとかキーボードのこと)関係のドライバ
・DVD/CD-ROMドライブ
・モニター
といっったあたりかな?
うっかり削除しても、再起動で直ったりして困らないという意味では。

他のは、うっかり必要なのを削除すると、面倒なことになりかねないので、
勉強して削除した方が良い。

んで、かくいう自分のPCの場合は、大量に非表示デバイスがあったので、
片っ端から消した結果、

なんとシャットダウン時間が35秒に短縮!
やった!

・・・と思ったら、その次にシャットダウンしたときには、250秒。

もうね・・・(・д・)チッ


そういえば、Win98あたりの時代に、↑の当時のバージョンを使ったことがあるけど酷かった。
確かに、速くはなるんだけど、セキュリティー関係の設定を軒並みOFFにされて直すのに一苦労。

確かに、ログイン画面を出さなくすれば起動は速くなるだろうけどさ、
何かそれ違うだろ!という、設定を軒並み変えられたのは苦い思い出。