このところ、懐古主義的に、
自分がプレイしたゲームを順番に紹介していますが、今回はハイドライドII。

ところで、昨日の記事で出てきたドラゴンクエスト。
あれは、ファミコン初のRPG・・・とされている。

が、実は違う。
自称RPG等を除いて、ちゃんとしたRPGとしてのファミコン初は
「ハイドライド・スペシャル」という作品で、1986年3月に発売されている。
※ドラゴンクエストは、1986年5月

既に、ドラゴンクエスト発売時点ではパソコンでは国産RPGがいくつかリリースされていて、
ハイドライドシリーズもその一つ。
先のハイドライド・スペシャルは、ハイドライドIのファミコン移植版だ。
※ちなみに、パソコン側での国産初は
ザ・ブラックオニキスという作品。

で、自分がプレイしたのは、このハイドライドシリーズの第2作目で、
MZ-2500版は1986年9月発売の作品。
※オリジナルの、PC-88版は1985年12月。

たぶん、自分の人生初のRPGがこの作品だ。
今となってはプレイするのもおっくうなほどのゲームバランスだから、
懐かしくてもプレイしないと思うケド。

ゲームシステムは、ドラクエやウルティマに代表される、
空から世界を俯瞰するタイプの今となってはオーソドックスなスタイルのRPGだけど、
ドラクエとは違い、戦闘はフィールド上での体当たりだ。
つまり、アクションロールプレイングゲームの作品というわけ。

ただ、ドラクエは初心者に易しくがモットーだったけれど、
ハイドライドIIは、初心者置いてけぼりのゲームだったことを覚えている。

というか、ハイドライドシリーズ自体がそういう作りでもあるんだけど、

・一見壁に見える場所が通り抜けられる。
→とにかく壁とか、橋とか行き止まりには体当たりしないと、進めない。
・一見何もないように見える場所にイベントやアイテムがある。
→ホント、何も無いところで調べないといけない。
・序盤の雑魚を倒すと手に入るアイテムを持っていると、話が進まない。
→捨てれば良いんだけどね。
・攻略に必須のアイテムをうっかり捨てたり売ったり出来る。
→レベル上げを頼まれて、うっかり重要アイテムを売ってしまい、兄にこっぴどく怒られた経験有り。
・悪魔に心を売ると攻略できない。
→ラスダンの最後の部屋で凶悪なモンスターを倒して善にならなければ!!!(謎)
・とにかくノーヒント
→序盤で、墓場にある数ある墓石の1つを壊さないといけないけど、ノーヒント。

等々、枚挙に暇がない。

というか、ラスボスの倒し方もめちゃくちゃ特徴あるんだけど、それもノーヒントなんだよね。

そんなゲームでしたが、結構遊んだ気がする。

なお、自分はこのゲームの名前を聞くと
インディージョーンズ
ネバーエンディング・ストーリー
のこの2作品を思い出します。

なんで、この2作品が思い浮かぶか、気になる人はゼヒプレイを。