軽量鉄骨が悪いのか、スマホとかのアンテナが悪いのか、
原因はよくわからないけど、自宅で3階の居間に設置している無線LANの親機が、
2階では思うように速度が出ない。

そこで、2階にもう1台、無線LANの親機を設置することにした。
買ったのはこれ:

有線LANのHubも足りなくなってきたので、1000baseの有線LANの口もある製品で、11n-a対応で、
3階で使っているのと同じNECで探すと、一番安いのがこの機種。

まず最初にやることは、_nomapですな。

これをやっておかないと、何が怖いかは高木浩光先生のサイトがくわしいのだけど、
該当記事が見つからなかった。

要は、ご家庭で使っている無線LANが垂れ流している情報としてSSIDというものがあって、
そのSSIDが、どの辺で受信できるかを、Googleは収集している。
※SSIDは、無線LANの親機が複数あるときに、無線LANの子機がどれにつなぐか識別するためにつける名前みたいなもの。

Android携帯など無線LANの子機では、周囲に存在する無線LANのSSIDを確認して、
Googleが過去にどのあたりで収集したSSIDかを特定して、大体の場所を把握している。

一見便利なこの機能ですが、
スマホや、ノートPCで、「ステルスになっている無線LANの親機に接続する設定」をしていると、
外出先などの無線LANがない場所でも「この名前の親機はいませんかー?」とスマホとかはSSIDをばらまく。

悪意のある人はその電波を見てSSIDを特定(フリーソフトで簡単にわかる)し、
(以下略)な簡単な方法で、その人の普段使う無線LANの親機が設置されている場所(=ほぼ自宅)が、
おおよそ、わかってしまうらしい。

そこで、Googleにこの無線LANの位置情報は収集するな!と通知するのが、
SSIDの末尾に「_nomap」を付けるという方法。

面倒だけど、いつ、だれに逆恨みされるかわからないご時世。
用心に越したことはない・・・のかなぁ・・・