先日の連休の映画三昧。
天地明察を見終わって、エンドテロップが流れ始めたら、
早々に、スクリーンを移動して、2本目に見たのは、

おおかみこどもの雨と雪

天地明察の上映終了が15:00。
おおかみこどもの雨と雪の上映開始が15:00。

なんて、無茶なセッティングをしたのだろうと、
微妙に後悔しつつスクリーンを移動したわけです。

んで、ストーリーは…と書くと冒頭部分でも
とことんネタバレになるのでパス。

というのも、おおかみこどもの成長を描いた作品で、
大きく物語に起伏があるわけでは無く、
あちらこちらに、小さい山があるような作品です。

・・・という内容も全く知らないどころか、
ほとんど、内容も知らずに絵柄だけで見に行った物だから、
映画館に入ったら、回りが子供だらけで、
ちょっと場違いな気がして気恥ずかしくなったり。

しかも、未就学っぽい子供が多かったので、
あ~そういう作品かーと思いなから、
映画館のど真ん中の予約席に座ったわけです。

見終わった感想としては、
子供にはちょっと難しい作品だなと。

案の定、前の席に座っていた子が、
上映終わって開口一番、よく分からなかったと、母親に漏らしているし。

というのも、雨は純粋で一途で、感受性も高い。
それは、物語の最初から描かれているわけですが、
だからこその結末。

雪は雪で、幸せになれたのだろうか?
いやきっと、ナレーションを聞く限り、
幸せになれているんだろうなと。

そういうことが、分からない程度の小さな子には、
微妙に楽しめないのではなかろうかと。
派手なシーンがあるわけでも無し。

恐らく、折に触れ、子供の立場、親の立場で、
何度と見返すことで味が出てくる作品だと思うのですが、
天地明察のあとでは、ちょっぴり物足りなかった。

そんな感想。