ちょっとTwitterでつぶやいたけど、
USBでスマホとか、携帯音楽プレーヤーとか、充電しているけれど、
USB-ACアダプターだと機種によって充電できたり出来なかったりするので調べ中。
とりあえず分かったこととしては、
まずは、USBの規格としての電流は500mAで、
対して、この手のデバイスは1000mAとか要求する物がある。
500mAの電源に1000mAを流す装置をつなげると
どうなるかというと電源が壊れるか、電源の電圧が低下する。
なので、充電などが出来ない。
この、当たり前すぎる事実に気がつかなかったのは
穴があったら入りたい気分。
んで、もう一つが、USBにはどうやら、
「電源をどれぐらい使いますよ!」と通信するための規約もあるらしい。
デバイス「私は500mA使います」
USBホスト「じゃあ、電気を供給しますね」
といった、やりとりが行われているわけだ。
このやりとりが無い場合には、充電を開始しないデバイスとかもあるらしい。
「らしい」というのは資料を流し読みをしたから。
時間を作ってもう少しちゃんと読まねば。
同様に、D+D-ライン(USBの通信ライン。電源ラインとは別)が
一定の電位差を持たないと充電を開始しない機器とかもある。
そのためUSB-ACアダプターとデバイスの相性があるから、
対応機種を確認して買うのが安全という話。
※でも、自分の携帯音楽プレーヤーはマイナーだしなぁ・・・
ちなみに、この手のコンセントからUSB電源を取り出せる装置は、
安物だと500mAなので、最低でも1000mA。
できれば2000mAの高出力を謳っているアダプターを用意したいところである。
理由は、前述の通り。
あと、通信用USBケーブルだと場合によっては通信モードになって充電してくれない罠が
この記事に今出てているプラネの4口USB-ACでその症状にはまったです。
USB-AC用のケーブルを買ってきて解決しましたが
>>y-jinさま
>通信用USBケーブルだと場合によっては通信モードになって充電してくれない
そこが問題で、一般に売られているUSB-ACケーブルは、
D+とD-を短絡させていて、だいたい、今のスマホはこれで急速充電の可否の判定をしている。
(短絡している=USBではなく、ACアダプターに接続されているという認識。)
そのため、記事に新規で貼ったような、D+D-の短絡をさせる機能を持ったケーブルというのもあるわけだ。
一方で
http://japan.maximintegrated.com/app-notes/index.mvp/id/4803
といった給電規格に準拠しなければ充電できない機種も有り、
これは、USBの通信が出来ないとNG。
※PS3のコントローラーがこの辺になるのかな?
さらに、自分の使っているZen X-FiはUSB-ACでも一応は充電されるけれど、
D-とGND、D+とVccがそれぞれ1.33Vの電位差(D-D+間が2.33V)にならないと充電中表示にはならない。
まったく、ワケが分からないよ・・・