本質的に歌が下手な人はほとんど居ないと信じているNiSiです。
こんばんは。

先日のこと、さすがにストレスが溜まりすぎているので、
知人を誘ってカラオケをしたわけです。

とはいえ、歌が上手い知人はみんな忙しいので
「歌が好きだけど、自分自身は音痴だと信じて居るのでカラオケには行きたくない」
という知人を口八丁手八丁で誘ったわけですが。

案の定、知人は下手なのですが1曲目で気がついた事実:
・前奏・間奏の間の取り方が決定的におかしいけれど、歌い始めてからのリズムキープは正しい
→つまり、輪唱っぽくなる。
→普通、そんな外し方したら歌いづらいはずなのだが・・・
・音程は外しているけれど音の上下移動は正しく聞こえる。
→むしろ、主旋律と合わせると一定の和音になる。

んで、女性曲だけで無く、男性曲も歌わせてみると、今度は、音程がぴったり合う。

最後に、分析機能で女性曲を歌ったときの音程のずれを見ると、
きっちり、3半音ずれていることが判明。

意識的に、きっちり3半音ずらす方が難しいはずなのですが、
それができていると言うことは、音感が絶対的におかしいか、
キーがあって無くて歌いやすいキーに無意識に変えているかのどちらか。
でも、同性曲はちゃんと歌えているので、後者であることは疑いようが無い。

というわけで、
・自分が、出だしのタイミング指示
・異性曲のキーを3つ変える
といった設定で歌って貰ってみた。

結果:
1曲目のカラオケの採点が68点だった点数が、87点に上昇。

というわけで
・異性曲はキーを変える
・歌い出しのタイミングはカラオケの「ピアノロール」表示を見ながら慣れる
といった事を注意して練習すればすぐに上達すると伝えて、実に喜んで貰えた。

んで、なんでこんな話を書いたかというと、
人に物事を教えるのには、自分自身が、
その物事に対して「知っている」以上の深い造詣が必要。

音楽に関しても、楽譜が読めて、簡単な曲ならキーボードが弾けて、
耳コピーができる程度には、一時期趣味で遊んでいたので、
こういうことができるわけだ。

ただ、最近、自分が知っているけど、
深い造詣があるわけでも無い分野で、
人に説明をする機会が増えていて、
その伝わらないもどかしさが、ストレスの原因の一つだったり。

もっと勉強せななぁ~