スマホと言えば、タッチデバイスの宿命で、液晶面に手垢が付くことが玉に瑕です。

まぁ、そのために、液晶保護シートを貼っているわけですが、
せっかくなので、ガラスコートという物を試してみることにしました。

!注意!以下の行程を真似してスマホや携帯などが壊れたり、
施工前の方が好みだったとか、そういう責任は当Blogでは負いません。
真似する場合は自己責任でお願いします。


まず、重要なのは、ガラスコート剤は文字通りガラスをコートする物なので、
樹脂、つまり、一般的な液晶保護シートは推奨されていません。

一般には、液晶保護シートが無い状態、スマホのガラス面に直接やることになります。
自分は、液晶保護シートはガラス製のを貼っているので、
この上からコーティングをすることに。

で、まずは、元のガラスの保護膜を綺麗にする。

ガラス面を綺麗にする工程としては
・埃の除去
・脱脂
・元のコーティング膜の除去
の3つがありますが、最後のコーティング膜の除去は、
コンパウンド(=研磨剤)で磨かないと、そうそう落ちないので、失敗したら怖いのでパス。

というわけで、無水エタノール↓でごしごしと拭き掃除をしました。

・・・んで、今度は、ガラスコーティング剤を塗り込みます。

スマホ用のガラスコーティング剤というのは

こういうのがありますが、驚くような値段です。
3mlで1600円ほど。というと、リッター530千円。ガソリンの何倍だよ!と突っ込みたくなります。

というわけで「ガラコー!」でおなじみの車のガラスコート剤の出番です。

こちらは、先ほどのスマホ専用と同様の、フッ素系コーティング剤で
50mlで1400円ほど。リッターあたり28千円。
ガソリンの200倍ではありますが、上の製品よりは圧倒的に安いです。

というわけで、ガラコの取扱説明書を読んで、
0,脱脂などを一通り行ったら
1,スマホ面にガラコを数滴垂らす
2,キムワイプ(無ければ、ティッシュでも、布でも)で塗り込む。
3,最初は弾かれているけど、塗り込んでいく内に均一に広がって蒸発。
4,10時間放置して拭き取る。
を試すことに。

10時間後・・・

・・・ん~いまいち。

塗らないときとあまり変わらないような?

というわけで、頭にはてなマークを浮かべて、
そういえば、シリコン系のコーティングもあったなぁと取り出したのがこちら:

先ほどの製品とは異なり、シリコン系のガラスコート剤ではありますが
120mlで1200円ほど。リッターあたり10千円と他の値段と比べれば格安です。

早速、脱脂した後に説明書に従って塗布します。
1,キムワイプに少量のガラコを付ける。
2,それをスマホの液晶面に塗り込む
3,最初は弾かれているけど、塗り込んでいく内に均一に広がって蒸発。
ちなみに、この段階ではこんな感じになります:

均一に薬剤成分が広がっているのがおわかりでしょうか?
※SONYロゴの下は、塗りムラではなく、光の加減の問題です。
4,そのまま10分放置して、乾拭き

・・・おぉっ!元の状態に比べて圧倒的に滑る!滑るぞ!これは楽しい。
とはいえ、2~3日でコートをする前の状態に戻っていく感じがする。

でも、この手触りは嬉しいので、気が向いたら塗布するようにしよう・・・
フッ素系に比べて、定着時間も短くて済むのが、また嬉しい。


※左がシリコン系、右がフッ素系のガラコ