せっかく修理したTG-850。水没で半壊状態。
とりあえず直せそうではあるけれど・・・
で、俄然、コンデジの買い替えが気になるように。
兄者に話したら
「某アクションカムでよくね?」
・・・うん、わからんでもない。
某アクションカムならば、普通のスナップショット(スナップ写真)であれば十分。
が、自分が防水コンデジにこだわるのは
「お手軽に、写真に意図を反映できる」
と言う点。
アクションカムは「とりあえず撮っておく」事に特化している感は否めない。
コンデジも普段使う分には同じ用途ではある。
が、写真の構図に意味を持たせたいと思った場合、やはりコンデジ程度の性能は無いと、素人には難しい。
自分が防水コンデジにこだわる点は以下。
- 防水
- 16M~20MPixel以上
- 焦点距離が(光学で)24~100mmほどは欲しい(※GoProのワイド側の焦点距離は魅力だが。)
- スマホなどよりフラッシュが強いので暗所・逆光に強い
- 性能の悪くない手ぶれ補正
防水
雨の日でも水の中でも撮影が出来るタフさ以外に、適当に放置しても致命的なカビが生えたりしないのが最大の魅力です。
防水では無いコンデジは、梅雨の時期などレンズ内にカビが生えたりしたら悲劇です。(遠い目・・・)
もちろん、大抵のアクションカムはこの条件を満たします。
16M~20MPixel以上
A4フルカラー印刷にも耐えらる解像度は11~12MPixel。
多少の余白を考えると16MPixelは欲しいですね。
もちろん、大抵のアクションカムはこの条件を満たします。
なお、逆にあまり解像度が高いのも考え物で、1画素あたりの光の受信面積が減り、かえって画質が低下しますので、コンデジならば16~20MPixelが無難かと。
焦点距離
一番重要なポイントかもしれない焦点距離。
ホームパーティーで室内での集合写真を撮りたければ、ワイド端で21mm~28mmが欲しいです。
焦点距離が短ければ、狭い空間を広く見せかける撮影が可能となります。
もちろん、大抵のアクションカムはこの条件を満たします。
逆に、テレ端。いわゆるズームです。
「遠くの物を大きく写す」物と思われがちですが、「近くの物を大きく写す」ためにも使います。
マクロ撮影でズームを使わない人にはナンノコッチャですが・・・
料理の写真を、画面一杯に撮影するとき、
- 21mm等で近づいて撮ると、料理のボリュームが
貧相少なく見える、おしゃれな写真になります。 - 100mmぐらいにズームして、画面一杯になるように離れて撮ると、料理がボリューミーにみえる写真になります。
他にも、先日は「普通のバケツの前に座る子供」の写真を21mmで撮影しました。
この場合には、「大きなバケツをのぞき込む子供」という写真となります。
これが35mmや50mmだと「至ってふつーのバケツをのぞき込む子供」の写真になった事でしょう。
なので、テレ端の短さと、ワイド端のそれなりの長さが重要です。
フラッシュが強い
スマホのフラッシュは、せいぜいLEDランプで、フラッシュと呼べる性能ではないです。
十分な光量のフラッシュがあれば、夜景を撮りつつ人物を写すことも問題なく出来ます。
また、逆光でも人物をはっきり写して背景を写すことも容易です。
性能の悪くない手ぶれ補正
手ぶれ補正が必要な事は言わずもがなと思います。
手ぶれ補正には、光学式とデジタル式と、そのハイブリットとがありますが、画質を損なわないで手ぶれ補正が出来るならばどの方式でも構わないです。
その他
その他としては、絞りやシャッター速度がいじれることと言うのも重要だったりします。
子供の運動会の写真を撮るときに、校舎の窓ガラスを割らないように張られているネット越しで撮る必要が有るときには、絞りを開くことで手前のネットを消すテクニックがあります。
また、乗り物や子供が走っているときに、疾走感を出すために背景を流し撮りすると言った場合には、シャッター速度を遅くします。
滝などの自然を撮るときもシャッター速度は落としますね。
まとめ
つまり、日常写真を単に撮るだけならばアクションカムなどで十分だけど、たまに撮りたい「ちょっとこだわった一枚」を撮りたいという欲にも応えてくれるのがコンデジの魅力というわけです。
かなりこだわった一枚を撮りたければデジイチの出番ですが。
↑これのワイド端が21mmならば、即買いなんだけどな・・・