※v1.03の測定結果はこちら:JOYSOUND DiVEのマイク遅延の測定4
昨日の記事のつづき。
昨日の記事では、PS3のJoysound DIVEを試してみたら、
音程チェック機能で、自分の声が音とずれていることに気がついた・・・というところまで。
いや、カラオケ店で、Joysound CROSSOで歌ったときには、
ここまでずれが生じることはないので、
自分の歌唱力が無いわけではなく、システムの問題と思い色々調べてみた。
調べ方はこんな感じ:
5円玉を机に「バチッ」と押しつけて、その音を2つのマイクで拾う。
そして、一方の音は、DIVE推奨マイクECM-PCV80U経由でPS3に入力。
もう一方の音は、別のマイクで拾って、PCのR入力に入れる。
PS3に入力された音は処理された後、HDMI経由でモニター(三菱のMDT242WG)に送信されて、このモニターから音が出る。
その音を、別のマイクで拾って、PCのL入力に入れる。
この結果、PCのRとLの音の差から、マイク→スピーカー間の音の遅延を調べることが出来るわけだ。
んで、こうやって音声を録音すると、こんな波形が得られる:
まず、右のマイクがコインの音を拾っている。
そして、10msほどしてから、左のマイクに空気を伝わってコインの音が到達している。
その後、PS3内部で処理された音がスピーカーから流れているのを、左のマイクが拾っている。
そんな感じの波形だ。
ちなみに、このソフトだと、ミリ秒以下の値は読み取れないので、
そのあたりはかなり曖昧なのは勘弁を。
というわけで、結果は明日。