買おうかどうしようか悩んでいた、EyeFiをついに買ってしまった。
仕事で使っていて、その便利さは痛いほど分かっていたので、悩み抜いた上で購入。
これを使えばデジカメで撮影中に、どんどんPCに転送されるから、
星を自動でインターバル撮影していても、どんどんPCで閲覧が出来るというのは便利だし(*1)
出先で撮影した写真も、PCに自動転送されるから、
面倒な、カードの差し替えなどから解放されてもの凄く便利♪
のはずだったんだけど、プライベートで使ってみると、
不便な点に気がついてきた。
まさか、こんな落とし穴があるなんて・・・
その落とし穴とは
EyeFIに対応したデジカメだと使い勝手が悪くなる。
というもの。
いや、ホントこれは痛い。
もっとも、もともと、CANONのデジカメで、EyeFi対応機だと
「EyeFiでデータ転送と、撮影は排他」という特性は知っていた。
つまり、CANONのデジカメで、EyeFi対応だと、
画像転送中に撮影が起きると転送が中断されるという特性だ。
この特性があると、前述の(*1)の星をとりながらPCに転送と言うことが出来ない。
ただ、これは事前に知っていたので、EyeFiを買う前に、SONY のα55で試し撮りをしていて、
こちらではそういう問題はないところまで確認していた。
でも、α55だと別の問題が潜んでいた。
どうやら、α55はEyeFiを使うと、起動が遅くなるみたいなのだ。
恐らく、この機種はEyeFi対応機で、起動時にEyeFiと通信しているようで、
それが、遅さの原因のようである。
星を撮るのには問題はないけど、
旅行などのスナップを撮るときに、起動に数秒待たされるのはちょっと困る。
特に、被写体が、姪とか子供だと、じっとしていてくれないから、結構大変。
今のところ、仕事、プライベート含め、
10種類以上の機種でEyeFiを試してみたけど、
EyeFiに対応している機種は、EyeFiに対応しているからこそ、
EyeFiに対応してないレガシーな機種よりも、使い勝手が悪くなっているという傾向があるようです。
というわけで、購入を検討している人は、
一度、自分の機種を何処かで試してみると良いかもしれない。
幸い、自分が、他に持っているコンデジの
Panasonic DMC-LZ10は、元々EyeFiに対応してないため、
問題なく動作しているようである。
こっちで、普段使おうかなと考えている。
でも、コンデジで使うならば、
こっちで十分なのに、
こっちを買っちゃっているのが痛いところだよね。
※RAW/動画/AdHockに対応しているか、してないかの差。
※AdHockは無線の接続方式の1つで、ノートパソコンと直接繋ぐ方式のこと。
普通は「PC⇔アクセスポイント⇔EyeFi」となる接続が「PC⇔EyeFi」でできるようになる。