増税前の散財駆け込み需要

というわけで、この最近でこんな物を買ってみた:

・オリンパス TG-850(防水デジカメ)

・TG-850の予備バッテリー

・TG-850用フロートストラップ

・TG-850用に適当なポーチ(↓家電量販店で片っ端からTG-850を入れて、1000円未満で 一番収まりが良かった→2ヶ月使っていていろいろ気になって買い直しました。)

・(2014/5/26)追記:ストラップの位置の問題でTG-850用ならこっちの方がいいです。

・EyeFiPro

・水着(たぶん、↓これ)

・ゴーグル(度付きのレンズだけ交換)

・フィン&スノーケル

おまえは、どこに何しに行くんだ?という品揃えですね。

ちなみに、フィンはめちゃくちゃ古い安物を1個持っているのを買い換え目的。
スノーケルはずいぶん前に壊れたので、いっそフィンとセットに買うか!という感じ。
※前に使ってたのと違って逆止弁が無いけど、排水弁だけでまぁ良いかなと。

TG-850にはEyeFiが似合う?

追記:https://kerokero.org/wp/archives/2478 にTG-850の新しい記事があります。

過去に、うちのBlogで取り上げているけれど、仕事で使って以来、EyeFiを愛用しています。
ホント便利です。

過去記事:

EyeFi買って、使ってみた感想


https://kerokero.org/blog/blog.cgi/permalink/20110518005525

で!先日の記事通り、今回、TG850なる防水デジカメを買ったわけですが、
そうなると、カードの抜き差しの開閉は出来るだけ減らしたいというのが人情。

そこで、TG-850の取扱説明書を見てみると、FlashAirに対応しているという記述を発見。
FlashAirはEyeFiみたいに、無線LANで撮影した画像をカメラの外に取り出す規格で、
カードの価格も、EyeFiよりも安め。
ならば、FlashAirを買ってみようかな~と思ったけど、結局EyeFiに落ち着きました。

その辺の理由はまた後日記事にするとして、
TG-850+EyeFiの問題点を書いておきましょうかね。

過去記事でも触れていますが、EyeFiに対応しているデジカメには2種類あります。

一つは、撮影中にEyeFiの機能を止めるデジカメ。
もう一つは、撮影中でもEyeFiの機能が動いているデジカメ。

で、TG-850はどちらかというと、前者です。

これはどういうことかというと、画像を転送中に撮影(ボタン半押しを含む)すると、
画像の転送がキャンセルされます。

普段使う分にはたいした問題では無いですが、
ノートPC片手にばしばし撮る用途には向きません。

まぁ、そういう用途って、インターバル撮影している最中ぐらいなので、
普通の人は関係ないとは思いますが。
※とはいえ、このカメラ、インターバル撮影機能を持っているんですよね~

自分の場合、仕事でもこの機能が使えないと困ることがあるし、
プライベートでも星景写真とか、流星群とか、ベランダのカメラが勝手に撮っているのを、
部屋でのんびり眺めるといった用途で使うので、結構重要です。

EyeFi対応を謳うカメラはたいてい、このような設計なので、
そのへん、メーカーさんは考えて欲しいなと思ってみたりするのでした。

オリンパスTG850購入

追記:https://kerokero.org/wp/archives/2478 にTG-850の新しい記事があります。

以前、コンデジを持っていて、直焦点などの目的でデジイチを購入。
コンデジと、デジイチの2台の使い分けをしていたのですが、
コンデジを不慮の事故で壊してしまい、それ以降、デジイチでがんばっていたNiSiです。こんばんは。

やっぱり、デジイチは、コンデジの代わりにならないねということに、気がついて、はや1年以上。
やっと、コンデジを新調することにした。

今回の目的は普段使い用でコンデジではあるのですが、
デジイチでは難しい方面の機能強化と言うことで水中撮影が最重要課題。

過去にチャレンジしているけど、
非防水カメラを無理矢理防水にするとけっこう操作が大変だったのが未だに気になっている。

で、防水という時点で、数機種に絞られる。

なので、後は、細かい仕様で絞り込みをし、
Qi対応のペンタックスリコーのWG-3GPSという、型落ちを狙う予定だったけど、
動画撮影で超スロー撮影ができる、オリンパスのTG-830/835もいいねと思ってお店で比較して買おうと思ったら、
気がついたら、オリンパスのTG-850に落ち着いていた。

最終的な決め手は広角21mmという点で、飲み会など、普段使いで広角に撮影できるのを重視しました。

ちなみに、ヨドバシのポイントが大量に貯まっていたので、ポイントでほぼ1万円支払いました。

で、開封:

まぁ、中身は普通ですかね?

気になる点と言えば、充電用のUSBケーブルの先がマイクロHDMIという点。

はて?そんな規格はあったっけ?
充電用といいつつもPCに繋げるとデータケーブルとしてちゃんと認識されるのでどうなっているのかは謎。

本体はこう:

背面:

上面:

底面は普通に雲台に付けるねじ穴が切ってあるだけなので割愛。

側面のバッテリケースはこう:

1枚目で分かるように、液晶面は180度回転します。
可動軸は、α55みたいに2軸ではなく、ニンテンドーDSのような1軸です。

で、撮影。
本当は表で花などをとったり、水中撮影すれば良いんだろうけど、
手近な物がなかったので、手近なねんぷちを撮影。

なお、3.74mm(35mm換算21mm)だとさすがに歪むので、8.7mm(35mm換算48.8mm)で撮影しています。
この8.7mmというのは、このカメラのスーパーマクロモードのデフォルト焦点距離なので、
一発で設定できるという理由で、この焦点距離にしました。

なお、以下の写真はサイズ調整以外いじってないです。

まず、カメラ任せで撮影:

オートだとフラッシュがたかれなかったのでPモードで強制発光してみたのがこちら:

フラッシュだと陰が強いのでLEDモードとやらを試してみた。
LEDモードというのは、フラッシュをたく代わりに、照明としてLEDランプを付けるモード。

フラッシュをたくより、照明がやんわりしますね。

ちなみに、LEDランプやフラッシュは、レンズの横にあるので、
接近して撮影するときには縦にして撮影した方が、陰が背面に回ってくれるので、
もし、今後ねんぷちとかをとるならこっちかな:

なお、どうも全体的に暗いので、
露光補正を+1.7EVして、フラッシュ無しPモードで撮影したのがこちら:

同様に、α55でAモードで、
35mm(35mm換算50mm)単焦点レンズF1.8で、露光補正を+1.7EVしたのがこちら:

普段使いには、α55は厳しいけど、α55の方が色がはっきりしているし、
ぼかしも自在に操れるから、ここぞの時にはα55の方が良いなぁ。

ちなみに、TG850にはAモードSモードMモードが無いのが痛いところ。
これらがあれば結構完璧なのに。

ところで、今回のレビューはTG-850を選んだメリットを全く生かしてないので、
・水中撮影
・超スロー撮影
など、このカメラ独特の撮影についてそのうち、再度レビューをしたいと思います。

さしあたって、海に行く予定があるから、そのときかなぁ。

この製品のGIGAZINEさんのレビューはこちら:http://gigazine.net/news/20140213-stylus-tg-850-tough-cpplus2014/

盗聴器発見器って信用できるのかね?

誰とは言わないが、友人が盗聴器発見器を買ったらしい。
Amazonで3500円ほどするやつ。

でも、ごめん、
個人的には、盗聴器発見器はかなりうさんくさい商品だと思っている。

というのも、この手の簡易的な盗聴器発見機は、
盗聴器でよく使われてそうな周波数に電波があるかを調べる装置。

でも、そういった周波数には、
自然界のノイズだったり、電子機器のノイズだったり、
本来の用途で使われている周波数(*1)だったり、
本来の電波のノイズ(*2)だったりがあるので
電波がある=盗聴されているとは限らない。

個人的には、どうせ、盗聴器なんてものは、FMかAMの電波なんだから、
ワイドバンドレシーバーを買って
この辺のサイトの周波数をチェックして聞こえれば、確実。

たしかに、ワイドバンドレシーバーだと値段ははるけど、
この辺の周波数を受信できて、地震とかの災害時にも大活躍する。

だいたい、盗聴波なんて、微弱といっても、
隣の部屋とか、近所などに届くぐらいの出力が必要なわけで、

> 盗聴機は機種によって非常に電波の弱いものがあり、
> 10cmくらい近づかないと反応しない場合があります。

といった製品説明自体が微妙。
※これがホントならば、その盗聴器発見器が、かなり耳が悪(*3)いということになる。

ちなみに、ワイドバンドレシーバーでの盗聴器発見方法は、
付属のアンテナで、それっぽい周波数を受信して、
盗聴器が仕掛けられていることが判明したら、
アンテナの代わりに、文房具のクリップとかを使って、
アンテナの感度を落として、場所の絞り込みが簡易的ながらも王道。

とはいえ、実機のレビューはちょっと気になるので、
是非、見つかった!というレビューをお待ちしています。

(*1)電波は、どの周波数は何に使うかが明確に法で定義されています。
(*2)一般に、電波を出す送信機は、作りが雑であるほど、
本来の周波数以外の周波数にも電波を出してしまいます。
通常は、本来の周波数の整数倍または、整数分の一倍の周波数のノイズを出します。
前者は高調波、 低調波と呼びます。
ラジオのFEN、810KHzは結構、高調波をまき散らしているので
道路交通ラジオ1620KHzを効いているとたまに、FENが受信出来たりします。
(*3)電波の受信感度が良いことを、耳が良いと無線の世界では表現します。

フェライトコアは、用法用量を守って正しく使いましょう

TwitterでBluetooth製品の電源ラインにフェライトコアを入れたと書いたけど、
フェライトコアの働きをちゃんと理解している人はどれぐらい居るのだろう?と心配になってきたので記事を起こすことにした。

とはいえ、自分も、専門ではないので、フェライトコアの特性から、
どうすれば効果がでて、どうすれば危険かなどの
計算は専門外ではあるけど、いえることは、下手にフェライトコアを使うと、
発熱や発火の恐れがあるので気をつけましょう。

ということではある。

では、自分が今回やったフェライトコアを使ってノイズ対策というのは?
というのと併せて、フェライトコアの仕組みを説明してみようか。

フェライトコアでのノイズ対策の仕組みは、コイルのインピーダンス(抵抗)の計算式を思い出すと良い。

r=2πlf

2×円周率×コイルのインダクタンス×周波数=コイルのインピーダンスだ。
つまり、周波数が高ければ高いほど、抵抗になるというのがコイルの特性だね。

そのため、フェライトコアは、周波数が高い電気を除去する効果が期待できる。

フェライトコアの特性や、巻き方などによるけど、普通は、可聴周波数より遙かに上の周波数に効果がある。

とはいえ、周波数が低くて抵抗が少なくても、
高電圧などでは発熱するので、商用電源とかに安易に入れるのは避けた方が良い。

では、自分が行っている電源ラインとは何かというと、
自分は、USB電源、つまり、直流5Vの回路にコイルを入れたわけだ。

商用電源(要はコンセント)から5Vの直流を得るためには、大きく2つの方法がある。
俗に言うシリーズ電源か、スイッチング電源かだ。

シリーズ電源は、100V/50Hz等の交流商用電源を、トランスで数Vまで降圧し、ダイオードで整流。
この時点では、脈流という不安定な直流になっているけど、
それをコイルやキャパシタンス、レギュレータといった素子で直流に安定化させてやる。

わかりやすく言うと、たとえば、6~8Vぐらいをふらつくような不安定な直流を作り出して、
5Vを超えた部分をレギュレータという装置で熱として切り捨てる方式。
ノイズの少ない非常に安定した電源を得られる代わりに、大型になるのが玉に瑕だ。

大きくなる理由はさっきのコイルの公式にある。
トランスというのはコイルの塊だが、コイルは低周波(さっきの式のfが小さいと)には影響が少ないので、
コイル自体の機能(さっきの式で言うl。インダクタンス)を強化するために、何回もコイルを巻く必要がある。
そのため、装置が大きくなってしまうのだ。

一方のスイッチング電源は、交流商用電源を、まずは超高周波な交流に変換する。
これにより、コイルは非常に小さく出来るし、この交流に変えるときに、その波形をちょっといじってやれば、
出力の電力も調整できるため、レギュレータでの廃熱も少なくて済むので効率が良い。
デメリットとしては、高周波にすることで、ノイズが乗ることである。

いくらノイズ対策をしても、高周波の電気は、
ちょっとしたことでノイズとして電波としてまき散らすので
なかなか、押さえ込むことは難しい。

とうわけで、今回はUSB電源がBluetooth製品に入る前に
USB電源に乗っているノイズを除去する目的でフェライトコアを入れた。

一応、Bluetoothの転送エラーは格段に低減しているので、効果はあるのかな?
といった感じ。

ちなみに、いろんなサイトで、
・テレビの受信感度が良くなった!
・LANケーブルに入れて効果があった
・音がクリアになった
・彼女が出来た!(違
といったレビューを見かけるけど、

テレビは、VHFなら170MHz前後、地デジ移行後の現在、UHFなら470~700MHz、LANケーブルは250MHzと、
高周波だから逆に必要な信号まで減衰する、悪影響の方が強い気がするし、
音については、可聴域に効果が出るというは、結構眉唾だよなぁ・・・

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