連休は映画の日・・・といいつつ、今年は忙しすぎて、あまり見れてない。

特に、5~7月は家に帰ること自体がままなってなかったので、結局、今年、映画館で見た映画は
1月:レ・ミゼラブル
9月:劇場版 あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。
10月:劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〔新編〕叛逆の物語
の3本。

まぁ自宅シアターで見たのを入れればそれなりにあるし、
プラネタリウムの全天周映画とか、シアター360も、
映画館と言っていいなら、結構な数見ているともいえる。

それはソート、今年の締めくくりで、シネコンに行って見た映画は「ゼロ・グラビティー」(公式サイト)でした。
最初は、かぐや姫を見ようと思ったけど、映画館の上映リストを見てなんとなく気になったので。

例によって、物語の導入部~微ネタバレの感想と続きます


まずは、物語の導入部。

主人公は、スペースシャトルからの船外活動で宇宙望遠鏡を修理中に、
ロシアが自国の要らなくなった衛星を爆破したというヒューストンから一報が入った。
最初は、問題がないかに思われていたが、すぐに衛星爆破の影響で飛び散ったスペースデブリが、
他の衛星にぶつかり、いわゆるケスラーシンドローム状態に陥る。
その結果、主人公たちのスペースシャトルにも危機が迫ることになり、
緊急避難をすることになったのだが、時すでに遅し。
一緒に船外活動をしていた仲間の一人はデブリの直撃を受け死亡し、主人公と、もう一人の仲間はほどなくして難を逃れた。
しかし、デブリの襲来を受けてしまい、スペースシャトルは大破。
戻るべきスペースシャトルを失い、主人公たちは国際宇宙ステーションへの避難を目指すこととなったのだが。

といった感じ。

いや~よくできている作品だと思います。
顔の出る、生きた出演者が、2人しかいないのに、なかなかどうして。
途中で飽きないのは、映像作りもうまいし、俳優の演技力もすごいですね。
素直に面白い作品だと思います。

消火器の伏線もちゃんと回収されているし。

ただ、面白い作品ではあるのですがいくつか気になる点があるのも確か。

特に気になるのは、IISにたどり着いた時の命綱のあたり。
IISと主人公、仲間の3人は、あのときにはすでに安定しているので、同じ速度で飛行しているはず。
となれば、外力がない、宇宙空間で、命綱が常に引っ張られ続けるという状況は考えにくいのだけどなぁ。
物語後半みたいに、高度が低下して空気抵抗が出てきているならば話は別だけど。

そういう、細かい科学考証的な部分でちょっと気になったけど、なかなかどうして、よくできた作品でした。

☆よっつ。