半導体メモリーというのは、色々と種類がある。
特に書き換え可能メモリーというのは非常に重要で、
大きく分けると、SRAM/DRAMの2つ。
あるいは、ここに、EPROMを入れても良いかもしれない。
で、ネタ切れなのでこれらの特徴を簡単に書いてみる。
まず、今日はSRAM。
SRAMというのは、Static Random Access Memory。
つまり、静的なランダムアクセス可能なメモリーだ。
といっても、ワケが分からないと思うが、
SRAMの最大の特徴は、フリップフロップという半導体回路で出来ている点。
当たり前に思うかも知れないが、
基本的に、記憶を司る回路自体は、半導体だけで出来ている。
そして、電気が供給されている限り、データが消えることはない。
そして、半導体だけで出来ていると言うことは、
情報を記録するのも、読み出すのも、素早く行えて消費電力も少ないという点が最大の長所で、
短所は、基本的に半導体だけで構成されるため、高価になりがちという点だ。
高価だけれど、高速性が求められる用途ということで、
CPU内部のメモリーとして大活躍なメモリーがこのSRAMだ。
と、これだけでは、。いまいち、何が凄いのか分からないと思う。
というわけで、次の記事では、コンピューターのメインメモリーであるDRAMについて説明する。