CSS違法化法案が衆議院通過だってよ

ダウンロード違法化と、CSS解除が違法化という、
法案が衆議院を通過したそうな。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120615_540420.html

いや、他人の著作物を正当な対価を払わずに入手することを違法化するという流れ自体は別に反対はしない。
誰が見ても明らかに真っ黒な物をダウンロードして罰則があるというのは、正しい姿だ。

でも、その線引きが曖昧だったり、そもそも、何を以てダウンロードとするかとか、
技術的、論理的に区別が出来ない範囲が広い状況下で、
運用時に問題が出るのではないかなどそのあたりが問題で・・・

・・・と、ダウンロード関係の議論は、さんざん、あちらこちらでされているので、
今更、ここで詳しく書いたりはしない。

今回の話題はどちらかというと、私的利用の目的でも、CSSの解除することの違法化の方。
プロテクトがかかっている場合のリッピングは現行法でも違法だけど、その範囲が広がったわけだ。

正直、自分にはかなり困る法案だ。
#今までの、プロテクトがかかっている場合のリッピングが違法というのも個人的には困ったことですが。

これの何が困るかというと、正規に購入したDVDを、リッピングして、
携帯動画プレーヤーに入れたりして、自室以外でも見れるようにしているんだけど、
それが禁止となるわけ。
※もちろん、リッピング元のDVDはちゃんと、保管してある。

音楽や、映像、書籍などは、その入れ物にお金を払っているわけではなく、
その中身(=著作物)に対して払うものなんだから、
入れ物の入れ替え(メディアシフト)が出来なくするならば、
もっと、コンテンツの値段は下げて欲しいなと思うところ。

ISO/IEC 10646≒UNICODEの規格文章

ISO/IEC 10646とは、UNICODEの上位互換の文字コードの規格書・・・の予定が、
紆余曲折あって、実質UNICODEと等価な規格書。

紆余曲折については、Wikipediaあたりを参照のこと。

XMLの規格書を読んでいると、ISO/IEC 10646がたびたび登場するので、
調べたら、原文を以下からダウンロードできることを知った。
http://standards.iso.org/ittf/PubliclyAvailableStandards/index.html

というわけで、備忘録として記事にしておく。

iVIS HF R31にポータブル電源を繋ぐ

以前、iVIS HF R31は、画期的にバッテリーが少ない事を話題にした
https://kerokero.org/wp/archives/1126

で、その記事の中で、

ポータブル電源SG-1000(車のシガーライターの電源を屋外で使える。12V – 7.0Ah。)に
インバーター(車のシガーライターから100Vを取り出す装置)付けて運用しても良いかな?

と書いたわけですが、先日、長時間録画する用途があったので、
早速試したわけです。

結果、ポータブル電源側の電気はほとんど減らずに、
2時間超を余裕で録画できました♪

荷物が重くなるのが玉に瑕ですが、
自分が初めて触ったビデオカメラは、カメラと記録装置部分がセパレート型で、
記録装置を肩に担ぎながら、カメラを構えるタイプだったわけで、
そんな撮影スタイに逆戻りもまた一興かなと。

もう一つ問題としては、今持っているインバーターは、
10年ほど前の物なので、そろそろコンデンサーとかが
劣化しててもおかしくないので、それが怖いかなと。

使ったポータブル電源はこれ:

ポータブル電源に↓こう言うのを付けて、100Vの家庭用電気を得て使う。

正規表現の$は行末であって文末ではない。

久しぶりに、正規表現をがんばって書いた。

普段は、せいぜい数十文字で事足りる正規表現だけど、
今回は、リテラルが多いせいもあって、100文字超の正規表現。

まぁ、その話はソート、
そういえば、正規表現で、$という記号は、行末を表している。

なので、英数字が入力されているかのチェックをうっかり
^[a-zA-Z0-9]*$
ってやると痛い目を見ることがある。(正規表現のオプションによって話が変ってくる。)

というのも、”foo\nあああ”みたいに、改行文字を含んでいると、
そこが行末になるから、正規表現がマッチしてしまう。

確実な方法としては、文末を表す記号(Javaだと、\Zとか\z)を使うとか、
オプションで改行文字を通常文字とみなすとか、色々あるけど、自分は
[^a-zA-Z0-9]
がマッチしたらNGという方法を使っている。

つまり、英数字以外の文字が1文字でもあればマッチするという、
パターンをつかって、マッチしたらNGというチェックをする。

知っている人ならば、割と当たり前の話かも知れないけど、
正規表現になれ始めた頃に開く落とし穴なんだよね。

検索窓設置しました

投稿記事が、恐らく1000を超えているんだけど、
自分が過去に書いた記事を探すのがいい加減面倒になってきたので、
検索窓を、→に設置しました。

どうぞご利用下さい。

携帯の買い換え悩みちゅ

携帯の買い換えを検討しているわけだけど、
この夏のAndroid4機を検討している。

が、ここにきて、去年検討していた(旧)ArrowsZが、
地元のお店で売っていることに気がついた。

もともと、ArrowsZを諦めた理由が
・全然売ってない
という、消極的な理由。
基本的に自分は、予約や取り寄せだと、余り気乗りせず、
お店に並んでいる物を買うのだけど、
そうこうしているうちに、店頭で見あたらなくなったわけだ。

ところが、ここに来て、店頭在庫有りのお店を見つけてしまった。
#しかも、半年前より安くなっている。

NFCとAndroid4.0というのを諦めるならば、
そっちでも有りなんだけど、ちょっと悩み始めてしまった。

どうしよう・・・

EyeFi買って、使ってみた感想

買おうかどうしようか悩んでいた、EyeFiをついに買ってしまった。
仕事で使っていて、その便利さは痛いほど分かっていたので、悩み抜いた上で購入。

これを使えばデジカメで撮影中に、どんどんPCに転送されるから、
星を自動でインターバル撮影していても、どんどんPCで閲覧が出来るというのは便利だし(*1)
出先で撮影した写真も、PCに自動転送されるから、
面倒な、カードの差し替えなどから解放されてもの凄く便利♪

のはずだったんだけど、プライベートで使ってみると、
不便な点に気がついてきた。
まさか、こんな落とし穴があるなんて・・・

その落とし穴とは
EyeFIに対応したデジカメだと使い勝手が悪くなる。
というもの。

いや、ホントこれは痛い。

もっとも、もともと、CANONのデジカメで、EyeFi対応機だと
「EyeFiでデータ転送と、撮影は排他」という特性は知っていた。
つまり、CANONのデジカメで、EyeFi対応だと、
画像転送中に撮影が起きると転送が中断されるという特性だ。
この特性があると、前述の(*1)の星をとりながらPCに転送と言うことが出来ない。

ただ、これは事前に知っていたので、EyeFiを買う前に、SONY のα55で試し撮りをしていて、
こちらではそういう問題はないところまで確認していた。

でも、α55だと別の問題が潜んでいた。

どうやら、α55はEyeFiを使うと、起動が遅くなるみたいなのだ。
恐らく、この機種はEyeFi対応機で、起動時にEyeFiと通信しているようで、
それが、遅さの原因のようである。

星を撮るのには問題はないけど、
旅行などのスナップを撮るときに、起動に数秒待たされるのはちょっと困る。
特に、被写体が、姪とか子供だと、じっとしていてくれないから、結構大変。

今のところ、仕事、プライベート含め、
10種類以上の機種でEyeFiを試してみたけど、
EyeFiに対応している機種は、EyeFiに対応しているからこそ、
EyeFiに対応してないレガシーな機種よりも、使い勝手が悪くなっているという傾向があるようです。

というわけで、購入を検討している人は、
一度、自分の機種を何処かで試してみると良いかもしれない。

幸い、自分が、他に持っているコンデジの
Panasonic DMC-LZ10は、元々EyeFiに対応してないため、
問題なく動作しているようである。
こっちで、普段使おうかなと考えている。

でも、コンデジで使うならば、

こっちで十分なのに、

こっちを買っちゃっているのが痛いところだよね。
※RAW/動画/AdHockに対応しているか、してないかの差。
※AdHockは無線の接続方式の1つで、ノートパソコンと直接繋ぐ方式のこと。
 普通は「PC⇔アクセスポイント⇔EyeFi」となる接続が「PC⇔EyeFi」でできるようになる。

B-CASカードの書き換えツールはマルウエアなのか?

先日、契約情報の書き換えが出来るようになってしまった、B-CASカードですが、
その書き換えツールが、ウイルスバスターで、マルウェア認定されたそうな。

http://about-threats.trendmicro.com/malware.aspx?language=jp&name=HKTL_RESREM

プログラムは、特定のスマートカードの内容を上書きする機能を備えており、特定の有料テレビ放送へ無制限なアクセスを可能にします。

まぁ、今回のことは、有料放送が無料で見れてしまう方法が見つかったわけなので、
対策がされるのは当然としても、
本来なら、CASカード側の暗号キーを変えるのが筋で、
そのまえに、ウイルス対策ベンダーが出張るのは何かが違う気がする。
#その方法があるけれど営業的な理由で困難という話や、
#それすら突破する方法を、解析者が公開予告しているという現状もあるけどね。

それに、このソフトは、誰にとってのマルウェアかと言えば、
B-CAS社にとってのマルウェアだろうとおもう。
でも、このツールを使っている人にとっては入れたくて入れているツールを、
自分自身のPCのセキュリティーのために入れているソフトが、
削除するという状況は、何か違う気がしないでもない。

ちなみに、過去に、自分はこんな記事を書いている:
https://kerokero.org/blog/blog.cgi/permalink/20110531005015

今でこそ、Windowsには「リモートデスクトップ」という機能が標準的に付いてくる。

それが、まだ無かった時代に、その代用として使えたフリーソフトが、
・悪用された事例がある
・作者と連絡が取れない
という理由で、マルウェアとして削除されるようになったツールの話。
#これも、マルウェアとして認定したのは、ウイルスバスターだ。

今回の件は、完全に、真っ黒に近いものだから、許せるとしても、
以前の記事の方は、まだ、自分が使っているときにウイルス判定されて、非常に迷惑を蒙った。
#作者とも何度かメールを送って、改善策の要望を出したりしていたので、愛着もあった。

マルウェアと、それ以外との間には、大きなグレーゾーンがあるわけで、
たとえば、ネットワークパケットを見るツールは、普通の人から見れば危険なツールだけど、
ネットワーク技術者なら、トラブル解決に対して必携のツールだ。

トレンドマイクロは、それを、どこに線を引いているかが気になるとことではある。


↑何となく、この作品で出てきた【正義】という言葉の定義を思い出した。

【思い出】初めてのアルバイト【話】

ネタ切れなので、自分が初めてアルバイトをしたときの話でも。

当時、世間知らずの自分は、求人広告とかを一切見ずに、
自転車で走って、めぼしいお店を見つけては、
飛び込みで「アルバイトの募集はありませんか?」と聞いて回っていた。

今思えば、ただの無鉄砲。

でも、拾う神はいる物で、隣駅の小さいパソコンショップが、
出張サポートをする人員が欲しいと言うことで、早速面接になった。

一通り店長と話し終わったところで、
店長「ところで、このコンピューターなんだけど、
   CD-ROMが読み込めなくて、困っているんだけどどうにかなる?」
と、店長の後ろにあったコンピューターを指差された。

当時のコンピューターでCD-ROMを使うには2つのドライバが必要だったんだけど、
サクッと、設定をしてみた。

それで、無事、アルバイトに合格。

しばらく、そのお店の常連さんの家に、出張サポートとかしていたんだけど、
サポート先が城山とか、津久井とかそっちの方だったんだよね。

何となく、今週のビックニュースを見ていて、当時のことを思い出した。

IPv6ローンチ

というわけで、IPv6がローンチした。

というか、元々IPv6のサイトはぽつぽつあったわけですが、
大々的に、そして恒久的にIPv6に対応していこうというかけ声をかけて、
多くの事業者が対応しわワケだ。

実際、秋葉原界隈でネットワーク技術者御用達の焼き肉店なんて、
かなりの昔から、IPv6 reachableなWebサイトを持っていたわけだし。
#というか、恐らく、焼き肉屋のWebサイトとしては世界初のIPv6 reachable。

まぁ、それはそうとして、問題なのは、
NTTのフレッツ網を使っていると、IPv6の恩恵を受けられないどころか、
速度低下のデメリットもあるという問題。

これは、法律とか、いろんな思惑とが入り乱れて起きている問題で、
一朝一夕には直せない問題という。

一応、トンネルさせれば、IPv6対応が出来て、
そのためのアダプタも、存在するんだけど、いかんせん、値段が高い。

自分が、IPv6対応になるのはいつの日のことやら(‘A`)